今夏にミランを退団し、パリ・サンジェルマン(PSG)に加入したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマが、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、古巣などについて語った。

ミラン下部組織出身のドンナルンマは、シニシャ・ミハイロヴィッチ指揮官の2015年10月、サッスオーロ戦において16歳8カ月の若さでセリエAデビューを飾ると、6シーズンにわたって守護神を務めてきた。今年開催されたEURO(ユーロ)2020では、決勝でイングランドのPKを2本ストップするなどして決定力を見せ、イタリアを1968年大会以来53年ぶりとなる2度目の優勝へと導き、わずか22歳にして大会最優秀選手にも選出された。そんなイタリア代表GKは、6月に契約切れで退団した古巣ミランへの思いを語った。

「ミランで8年間を過ごし、僕にとって自分の家だった。素晴らしい時間を過ごしてきたよ。ミランのスタッフやファンには大きなリスペクトを抱いている。あの8年間を忘れることはできないが、成長し、進化し、より強い選手になるためには変化を必要としていた。人生において決断が必要だ。僕とミランでは、野心が違ったんだ。それでも僕は永遠にミランのファンであり続ける」

続いてドンナルンマは、PSG加入時のエピソードを明かしたほか、現在の心境を語った。

「PSGと契約にサインした時、会長からは、『ようやく一緒になれたね』と声をかけられた。今は調子が非常に良いし、よくリラックスできている。昨シーズン、チームはリーグ・アンで優勝できなかったが、本当の目標はそれじゃない。チャンピオンズリーグ優勝を目指している。PSGは以前から僕に注目してくれていたが、僕はその頃、ミランを優先していた。今はミランのおかげで自信が増し、より成熟し、技術面でもレベルアップすることができた」