8日のラ・リーガ第35節、アトレティコ・マドリーは敵地カンプ・ノウでのバルセロナ戦をスコアレスドローで終えた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、選手たちの働きぶりに満足感を表している。

勝利することで自力優勝を可能性を残せたアトレティコだが、決定機を決め切れずバルセロナと勝ち点1を分け合った。この結果、翌日にセビージャ戦を控えるレアル・マドリーが勝利すれば勝ち点を77としてアトレティコと並び、当該対決(1勝1分)の成績で首位に立てる可能性を手にしている。

試合後会見に出席したシメオネ監督は、次のような感想を述べている。

「私たちはファンタスティックなリーグ戦に臨んでいる。4チームが最高のフィナーレを探し求めているんだ。私たちはコレクティブな仕事を成し遂げるためにバルセロナにやって来たが、想像した通りのことが起こった。チームはボール奪取を起点として攻撃を仕掛け、前半を素晴らしいものとしている。後半はより均衡していたね」

「私はチームの仕事ぶりを心に残している。そしてこれからも、パルティード・ア・パルティード(試合から試合へ、一試合ずつの意味)から逸れることはない。今は落ち着き、明日は休んで、月曜からラ・レアルとの試合の準備を進める。私たちはいつだって、パルティード・ア・パルティードだ」

シメオネ監督は自身の哲学であるパルティード・ア・パルティードという言葉を、何度も繰り返した。

「思うに、私たちは良い試合を演じた。バルセロナは私たちに打撃を与える方法を模索していたね。彼らは素晴らしいチームで、クーマンは見事な仕事をやってのけた。コパで優勝を果たして、ラ・リーガを制する可能性も手にしている。マドリーだっていつものように競い続けるだろうし、セビージャも明日彼らに勝てば、この競争に加わってくる。とにかく、パルティード・ア・パルティードだ」

「私たちは2011年12月から一つの道を歩み続けている。目前の一戦を決勝と捉えて、パルティード・ア・パルティードで進み続けて来たんだ。私たちが求めているものはいつも同じで、手にすべき成功はチームが競争的であることにほかならない。私がこのクラブの監督として、最初の会見で話した通りに。私はいつだって、それだけを期待してきた」

「来季について? あまりにも先の話だ。私のことを知っているならば、適切な質問ではないと分かるだろう。私がどう答えるか、君たちは知っているはずだ」

首位の座がかかるレアル・マドリー対セビージャは観戦するのだろうか。

「試合は見ていない。良い気分にならないし、見ない方がいい。どうせ見ても何かが変わるわけではなく、家族とディナーをして、月曜からラ・レアル戦のための準備を始めていきたい」

シメオネ監督はまた、優勝争いで鍵を握るのが精神力であることを強調する。

「選手たちに唯一求めているのは、プレーに臨むこと、彼ら自身であり続けることだ。今日、彼らは実際にそうしたし、私はそのことに喜びを感じている。成功というものは、毎シーズンにわたって自分のいる居場所で闘うことにほかならない」