現地時間17日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16ファーストレグが行われ、ユヴェントスは敵地エスタディオ・ド・ドラゴンでポルトと対戦した。

悲願のCL制覇のため、クリスティアーノ・ロナウドを獲得して3年目を迎えたユヴェントス。ピルロ監督に課せられたタスクの中で、セリエAの10連覇よりも大きな目標として掲げられているビッグイヤーだが、ラウンド16にして早くも試練が訪れた。

開始わずか1分、自陣ペナルティーエリア内でベンタンクールがGKシュチェスニーに戻したボールを狙っていたタレミが押し込み、ユヴェントスのミスを突いてホームのポルトが先制する。

完全に入り方を誤ったユヴェントスは、その後もグループステージで5試合連続無失点と堅守のポルトを相手に攻撃陣が沈黙。16分にはサンドロの左クロスをファーサイドのキエーザがボレーで捉えるが、しっかりシュートコースに入ったDFがブロックしCKへ。

ユヴェントスはたまらずC・ロナウドが中盤に降りてボールを受けるようになるが、モラタ、ディバラをベンチに置いた中で、前線で起点を作れない状況が続く。さらに35分には、攻め手のないユヴェントスに追い打ちをかけるようにキエッリーニがデミラルとの負傷交代を強いられる。キャプテンマークはサンドロに託された。

前半終了間際にはC・ロナウドが得意の角度からシザースで切り込もうとするが、DF3人で囲んでスピードに乗らせず、あっさりとボールを奪取。ポルトが前評判通りの堅守を披露し、1点をリードして試合を折り返した。

後半開始早々、インナーラップしてボールを受けたマナファがドリブルでエリア内右に切り込むと、折り返したボールをマレガが落ち着いたトラップからゴール右へと流し込み、ポルトが追加点を挙げる。ユヴェントスは前半に続きまたしてもキックオフ直後に失点を喫してしまった。

52分にもセルジオ・オリヴェイラがドリブルでゴール前まで持ち込み、そのままシュート。これはGKシュチェスニーがかろうじて防いだが、3点目が入っていてもおかしくない場面だった。

57分にオタヴィオを下げてルイス・ディアスを投入したポルトは、ボールを保持するユヴェントスに対してしっかりと自陣に守備ブロックを築き、ユヴェントスは常に味方を探しながらのプレーを強いられる。

1点が欲しいユヴェントスは63分、マッケニーに代えてモラタを投入する。65分にはベンタンクールがミドルレンジから狙うが、強烈なシュートはゴール上へ。69分にもモラタのポストプレーからダニーロがミドルシュートを放つも、枠を捉えることができない。

アウェーゴールを持ち帰りたいユヴェントスは、77分にクルゼフスキを下げてラムジーを投入。すると迎えた82分、エリア内左からのラビオの折り返しがファーサイドに流れると、フリーで待ち構えていたキエーザがゴール左へと流し込み、ユヴェントスがようやく1点を返す。

これで息を吹き返したユヴェントスが攻勢に出る中、ポルトもルムとチコ・コンセイソンを投入し逃げ切りを図る。終了間際にはエリア内でC・ロナウドが倒されるが笛は鳴らず、ポルトがホームで先勝した。

ユヴェントスホームでのセカンドレグは3月9日に行われる。

■試合結果
ポルト 2-1 ユヴェントス

■得点者
ポルト:タレミ(2分)、マレガ(46分)
ユヴェントス:キエーザ(82)