ナポリの主将MFマレク・ハムシクが7月30日、イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』のインタビューに応じ、過去にミラン移籍が迫っていたことを明かした。

2007年夏にセリエBブレシアからナポリに加入して以来10年間、ハムシクはナポリ一筋を貫いている。ナポリのバンディエラとしてサポーターから愛されるスロバキア人の主将は、過去にミラン移籍へ心が傾いたことがあったことを明かしている。

■ナポリ一筋だが過去に心が揺らいだことも

「ナポリの居心地はいつも良かったから、なぜここを去る必要がある? クラブにとって僕が重要な選手であると常に感じていたし、僕自身もそうなることを選んだ。移籍してしまった選手はいつも後悔しているよ。ミラン移籍には少し迷ったけど、僕も今より若かったから」

ミランがスクデットを制した直後の2011年夏、当時24歳のハムシクはブラジル代表FWアレシャンドレ・パトとのトレードでミランに加入するチャンスがあった。イタリア系オランダ人の敏腕代理人ミーノ・ライオラ氏の主導の下、当時のミランCEOアドリアーノ・ガリアーニ氏との間で交渉が進められていた。しかし最終的にハムシクはナポリ残留を選んだ。

「ミラン移籍は彼が持ち込んだ話だった。だけど僕がプロになった時からずっと担当してくれている昔からの代理人を辞めさせるつもりがないことを理解してくれた。それであきらめてくれた」

一方で、イタリア王者ユヴェントスへの移籍については「実際、一切考えたことがない」と告白している。その理由として、昨夏、ユヴェントスへの移籍を決断した元同僚のFWゴンサロ・イグアインの例を挙げた。

「ピピタ(イグアイン)に何が起きたのか見ただろう。サッカーとはこういうものなんだ。伝統的なライバルチームに移籍したら許してくれる者は誰もいない。選択はリスペクトするべきであるけど、サポーターの愛情も理解できるし、自分なら迷惑はかけたくない」