29日のラ・リーガ第3節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのヘタフェ戦に2-1で勝利した。

前節アスレティック・ビルバオ戦は1-1のドロー……。勝利以外の結果ですぐメッシのことを思い出されるバルセロナ。クーマン監督は一戦でGKテア・シュテーゲン、DFエメルソン、アラウホ、ラングレ、ジョルディ・アルバ、MFセルジ・ロベルト、ブスケッツ、デ・ヨング、FWグリーズマン、デパイ、ブライトバイテをスタメンとして起用している。

バルセロナが先制点を決めたのは、キックオフから2分のことだった。デパイのスルーパスからJ・アルバが左サイドを突破。折り返したボールをブライトバイテがスルーして、その後方に飛び込んできたS・ロベルトがネットを揺らしている。

らしさあふれる連係からスコアを先に動かしたバルセロナだったが、以降はフットボールより肉弾戦が目立つ展開に。そして逆説的ではあるが、肉弾戦の中で輝くのがバルセロナらしい連係だ。そうして次にゴールを決めたのが、元バルセロナ組のサンドロとアレニャー。サンドロがアレニャーとの壁パスからペナルティーエリア内に入り込み、冷静にシュートを決めてヘタフェが同点に追いついた。クーマン監督は給水タイム、この失点場面について「ゴールまでの過程に3〜4人がいるならファウルをするべきだろう」と怒り心頭だった。

同点に追いつかれたバルセロナだったが30分、再びリードを得ることに成功。デ・ヨングのスルーパスからデパイがペナルティーエリア内左に侵入し、フェイントなどを織り交ぜてから右足のシュートでソリアを破っている。

2-1で迎えた後半、バルセロナはボールを保持しながら追加点を目指すが、なかなかリードを広げられない。クーマン監督は62分に最初の交代カードを切り、エメルソンとの交代でデストを投入。その後にはセルジ・ロベルト、ブライトバイテが体を痛めてしまい、ガビ、ニコ・ゴンサレスとラ・マシア出身の若手2選手と交代している。

終盤、バルセロナはガビの好プレーを起点としてヘタフェゴールに迫っていったが、デパイらが決定機を決め切れず。また82分、クーマン監督はグリーズマンとの交代でミンゲサをピッチに立たせた(デストが右ウィングに)。チャンスメイクもシュート数もゼロと存在感のなかったグリーズマンは、一部観客からブーイングを浴びせられている。

結局、開幕節のレアル・ソシエダ戦(4-2)のような良質なパフォーマンスには程遠かったクーマン監督のチームは、3点目は奪えないながらヘタフェの同点ゴールも許すことなく、2試合ぶりの勝利を飾り勝ち点を7に伸ばした。