バイエルン・ミュンヘンDFジェローム・ボアテングが、バルセロナとリオネル・メッシの現状に言及した。

2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で、バルセロナはバイエルンに2-8と歴史的な大敗を喫した。その後クラブは改革を敢行し、新たにロナルド・クーマン新監督を招へい。しかし、功労者ルイス・スアレスやイヴァン・ラキティッチらに電話で“戦力外通告”を行うなど、物議を醸している。

そしてシーズン中から何度も危機感をあらわにしていたメッシだが、現在のバルセロナの方針に納得できず、退団希望をブロファックス(スペインの内容証明郵便)で通達。さらに30日に行われたクラブのPCR検査にも姿を見せず、下部組織時代から約20年間を過ごしたクラブを後にする意思を明確にした。

メッシ側は、コロナ禍の影響により6月10日に切れたはずだった一方的契約解除の権利が有効だと主張。一方退団を阻止したいバルセロナ側は、、一方的契約解消の権利は6月10日を過ぎた時点で失効しており、2021年まで契約を結ぶメッシの放出は契約解除金7億ユーロ(約880億円)が支払われない限り不可能と主張し続けている。またラ・リーガも異例の声明を発表し、バルセロナの主張を支持した。

両者の現状に対し、ボアテングが『ビルト』で言及。メッシの決断に大きな影響を与えたと見られるCL準々決勝にも先発していた元ドイツ代表DFは、「メッシとバルセロナの間に(試合前から)ドラマがあることは、みんな気づいていたはずだ」と、対戦前から不穏な空気を感じていたと語っている。

また有力な移籍先と見られる古巣マンチェスター・シティにも言及。恩師ジョゼップ・グアルディオラ監督の存在がカギとなるとし、「ペップとメッシは共に偉大な成功を収めてきたね。だからこそ、両者の哲学がフィットするとわかっているんだ」と話した。

なお自身の去就に関しては、「ハンジ・フリック下で続けることに満足しているよ。来年も偉大なことを成し遂げられると確信しているし、その一員でありたいんだ」と残留を示唆した。