ドイツ移籍情報サイト『transfermarkt.de』がラ・リーガやプレミアリーグ、エールディビジなどでプレーする選手たちの市場価値データを3月に入ってから更新。日本人選手のランキングでは首位が入れ替わるという大きな動きが生じた。

『transfermarkt.de』は定期的にパフォーマンスや将来性、市場効果、過去に支払われた移籍金、ユーザーの意見などに基づいて、さらにコロナ禍の市場への影響も考慮しながら各国リーグに在籍するプレーヤーの市場価値を評価。19日にはラ・リーガの選手79人のデータが更新され、1月に3000万ユーロから2000万ユーロへ下げられたばかりのMF久保建英の評価額が今回さらに500万ユーロ低下し、1500万ユーロ(約19億5000万円)に。昨夏レアル・マドリーからビジャレアルに送り出された同選手だが、1月に新たにレンタルで加わったヘタフェで活躍できていないと見られているようだ。

これによって日本人選手の市場価値ランキングで数カ月前までは2位に大差をつけていた久保は首位から陥落。昨夏以来1800万ユーロ(約23億4000万円)と評価されるボローニャDF冨安健洋、昨年11月以来1600万ユーロ(約20億1000万円)と変動がないフランクフルトMF鎌田大地に追い抜かれる形で、3位に後退した。

プレミアリーグでプレーする唯一の日本人プレーヤーは1月にリヴァプールからの期限付きでサウサンプトンに加入したFW南野拓実。4位とランキングの順位こそ変わらないものの、1000万ユーロから1200万ユーロ(約15億6000万円)にアップ。レッドブル・ザルツブルク時代19年12月に記録した自身最高評価額(1250万ユーロ)に近づきつつある。

また、現在ラ・リーガでは久保のほか3人の日本人選手がプレー。ニューカッスルからレンタルでエイバルに加わっているFW武藤嘉紀は300万ユーロから280万ユーロ(約3億6000万円)へ、同僚のMF乾貴士は240万ユーロから200万ユーロ(約2億6000万円)へとそれぞれダウン。またウエスカのFW岡崎慎司も150万ユーロから120万ユーロ(約1億6000万円)と低下し、“スペイン組”は 市場価値が軒並み減少となった。

一方で、同じく日本人選手が4名がプレーするオランダのエールディビジだが、ここではマンチェスター・シティからの再レンタルでフローニンゲンの守備の要となっているDF板倉滉が今年1月の130万ユーロから300万ユーロ(約3億9000万円)へと跳ね上がり、50万ユーロ増を記録したAZのDF菅原由勢と同額に。ズヴォレの2名はそれぞれ20万ユーロ増でDFファン・ウェルメスケルケン・際は90万ユーロ(約1億2000万円)、中山雄太は80万ユーロ(約1億円)となっている。

なお、『transfermarkt.de』での現時点の日本人選手の市場価値ランキング・トップ10は次のとおり。

1位 冨安健洋(ボローニャ、1800万ユーロ、約23億4000万円)
2位 鎌田大地(フランクフルト、1600万ユーロ、約20億1000万円)
3位 久保建英(ヘタフェ、1500万ユーロ、約19億5000万円)
4位 南野拓実(サウサンプトン、1200万ユーロ、約15億6000万円)
5位 遠藤航(シュトゥットガルト、800万ユーロ、約10億4000万円)
6位 堂安律(アルミニア・ビーレフェルト、700万ユーロ、約9億1000万円)
6位 中島翔哉(アル・アイン、700万ユーロ、約9億1000万円)
8位 伊東純也(ヘンク、650万ユーロ、約8億5000万円)
9位 酒井宏樹(マルセイユ、550万ユーロ、約7億2000万円)
10位 吉田麻也(サンプドリア、380万ユーロ、約4億9000万円)