バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、今季限りでの退団希望を明かしている。

昨季途中からバイエルンの指揮を執り、チャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む3冠を達成したフリック監督。今季もここまでチームをブンデスリーガ首位に導いていたが、フロントとの確執が報じられていた。そして、今夏のEURO後にヨアヒム・レーブ監督が退任するドイツ代表で、次期指揮官No.1候補と見られている。

そんなフリック監督は、17日のヴォルフスブルク戦(3-2)で勝利を収めた後、ドイツ『スカイ』で退団希望を明らかにしている。

「(CL)パリでの1-0の後の週、クラブに契約解除を申し出たと、チームに伝えた。チームが私からそれを聞くことが重要だった。このチームと一緒にやれたことに本当に感謝している」

この指揮官の退団希望を受け、主将のマヌエル・ノイアーは「僕ら全員にとって感情的なストーリーだった。成功にまみれた美しい時間を過ごしたのだから、まずはチームとして対処していかないとね」とコメント。またトーマス・ミュラーは、「彼は退団することを告げたが、理由は明かさなかった。その必要もないよ。この1年半で多くのエネルギーを費やしてきた」と理解を示している。

なお、バイエルンの次期指揮官候補として、ドイツメディアでは現リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップや現ライプツィヒ指揮官ユリアン・ナーゲルスマンの名前が挙がっている。

しかし、リヴァプール指揮官は2024年まで契約を残しており、本人も憶測を否定。一方のナーゲルスマン監督だが、ライプツィヒは違約金として最大2000万ユーロ(約26億円)を要求すると見られており、どちらも困難であると複数メディアで伝えられている。また、その他の候補としてラルフ・ラングニック氏やアーセン・ヴェンゲル氏も浮上しているようだ。