リオネル・メッシ宅で行われたバルセロナ選手による決起集会について、ラ・リーガが調査を行っていることが分かった。『Goal』の取材で判明している。

ロナルド・クーマン監督新体制でスタートした今季、序盤戦は低調で優勝は絶望的とも言われていたが、第13節〜第29節までの19試合を無敗(16勝3分け)で駆け抜けるなど、シーズンが進むにつれて強さを見せてきたバルセロナ。残り4試合となった中、首位アトレティコ・マドリーとは2ポイント差。そして8日の第35節では、直接対決を迎える。

そんな大一番前、バルセロナの選手たちは主将メッシの自宅において決起集会を行ったことがスペイン複数メディアで伝えられた。アサード(アルゼンチン風焼肉料理)が振る舞われたその場では、「カンペオーネス(チャンピオンズ)! カンペオーネス! オエ・オエ・オエー」のチャントも叫ばれており、その声は家の外にまで響き渡っていたという。

シーズンで最も重要な一戦へ向けて決起集会で団結を深めたバルセロナだったが、これがラ・リーガの調査対象になった。カタルーニャ地方では、現在一度に屋内または屋外で6人以上集まることが禁止されている。労働のためや共同生活を行う人々は例外ではあるが、今回の決起集会に参加した選手の多くがパートナー同伴だったことが分かっている。そのため、詳細な情報を集めてルール違反があったかどうかを調査しているようだ。

ラ・リーガでは、新型コロナウイルス規則を破った場合にクラブや選手が罰せられたという前例はなく、バルセロナ側もこの件に関して未だコメントはしていない状況。しかし昨年5月にセビージャの選手4人が2019-20シーズンの中断後の再開前にバーベキューを行っていたことが発覚し、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は「措置を講じる」と明言していた。

セビージャの問題は当該選手が謝罪したことで最終的に解決されたが、バルセロナ選手がカタルーニャ州のプロトコルに違反していた場合、州政府とトラブルになる可能性も。同州の知事参事官を務めるメリチェル・ブド氏は、「我々はその画像を確認している。権限を持つ公衆衛生局も確認しており、数日中に評価を行って今後の進め方について知らせてくれるだろう」と述べており、今後の動きに注目が集まっている。