バイエルンを退団し、フリーになっていた元ドイツ代表DFホルガー・バドシュトゥバーが、シュトゥットガルトと1年契約を結んだ。新シーズンからバドシュトゥバーは日本代表FW浅野拓磨の同僚になることが確定している。同選手はシュトゥットガルト入団後、バイエルンの指揮官カルロ・アンチェロッティとの関係が移籍の後押しになったと記者の前で明かした。

「昨シーズン、バイエルンでもプレーできたと思う。だけど、アンチェロッティ監督から信頼されているとは思えなかった。サッカーを楽しんでプレーしたいと常に思っていて、そんな状況じゃないと感じたから、別の道(シャルケへの期限付き移籍)を模索したってわけさ」

シュトゥットガルトを選んだ理由について「クラブのみんなが僕を求めてくれた。1年契約だけど、十分な時間はあるから結果を残したいね。このチャレンジを楽しみにしている」と述べ、新天地での躍進を誓った。

同選手は13歳までシュトゥットガルトの下部組織でプレーしていた経験があり、実質15年ぶりの古巣復帰となる。バイエルン時代には若くしてドイツ代表にも定着し、2010年南アフリカ・ワールドカップ、ユーロ2012のメンバー入りを果たした。しかし、その後は右ひざの靭帯断裂などで長期離脱を繰り返していた。

また、バドシュトゥバーは「僕がバイエルンでトップチームに上がったとき、マルク(ファン・ボメル)とバスティアン(シュヴァインシュタイガー)が手本になって、彼らから数多くのことを学んだ。シュトゥットガルトでは、僕がそんな存在になりたい」と語り、若手の見本になりたいと気概を示している。