現地時間16日、ラ・リーガは第37節が行われ、バルセロナはホームのカンプ・ノウにオサスナを迎えた。

残り2試合で勝ち点4差と、首位レアル・マドリーの優勝がほぼ確実視されている状況の中、2位につけるバルセロナは全勝でプレッシャーを与えたいところだが、この試合ではアルバ、ブスケツ、ビダル、デ・ヨング、スアレスがベンチスタート。アンス・ファティやリキ・プッチ、ブレイスウェイトといった若手を先発で起用した。

立ち上がりからボールポゼッションで圧倒するバルセロナだが、最初のチャンスはオサスナ。6分、高い位置でパスミスを奪い、アルナイスが思い切りよく放ったミドルシュートはGKテア・シュテーゲンが一旦ははじきながらも正面で抑える。

さらに16分には、縦パスに左サイドを抜けたエストゥピニャンの折り返しを、エリア内左にいたアルナイスが右足ボレーで捉える。これがゴール左へと決まり、見事なカウンターからオサスナが先制する。

先制したオサスナは、20分にもエストゥピニャンが左サイドを抜け出す。折り返しはニアサイドでピケが防いだが、バルセロナは簡単にサイドを崩される場面が続く。

ボールは保持するもののシュートチャンスを作れないバルセロナは22分、ペナルティーエリア手前右でFKを得る。メッシの得意なゾーンからのキックだったが、これはクロスバーを叩き、同点ならず。32分にもメッシがゴール正面のFKを狙うが、これはわずかに枠の上。オサスナの守備陣を打開できないまま、1点ビハインドで試合を折り返した。

後半に入っても流れの中で決定機を作れないバルセロナは59分、セメドに代わってビダル、ブレイスウェイトに代えてスアレスを投入。すると61分、ビダルのパスを反転で受けようとしたスアレスが倒されてペナルティーエリア手前左でFKを獲得する。これをメッシが左足で狙うと、綺麗な弧を描いたキックがゴール左へと吸い込まれ、バルセロナが同点に追いつく。

追いついたバルセロナは67分、ラキティッチに代えてブスケツを投入。直後、メッシの浮き球パスに抜け出したスアレスがゴールに背を向けた胸トラップからアクロバティックなボレーでネットを揺らすも、これはオフサイドによりノーゴール。

バルセロナの圧力が増していく中、オサスナは77分にアクシデントが発生。71分にアルナイスとの交代でピッチに入っていたガジェゴがラングレとの競り合いの際に肘を顔に入れ、VARの結果、レッドカードが提示される。

10人での戦いを余儀なくされたオサスナに対し、バルセロナはアルバとデ・ヨングを投入。バイタルエリアの手前で人数をかけてボールを回す、バルセロナらしい攻撃を続けるが、オサスナも10人でゴール前を固めて最後のところをやらせない。

すると迎えたアディショナルタイム、完全に前掛かりとなったバルセロナの裏を突き、カウンターから左サイドを抜けたバルハの折り返しをロベルト・トーレスが押し込んで10人のオサスナが勝ち越しに成功する。

勝ってレアル・マドリーにプレッシャーをかけたかったバルセロナだったが、カンプ・ノウで今季初黒星を喫し、レアル・マドリーの優勝をお膳立てする格好となってしまった。

■試合結果
バルセロナ 1-2 オサスナ

■得点者
バルセロナ:メッシ(62分)
オサスナ:アルナイス(16分)、R・トーレス(90+4分)