ミランの指揮官ステファノ・ピオリが23日、アタランタ戦の前日会見に出席して意気込みなどを語った。

新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断明けから、9戦無敗と絶好調のミラン。直近の3試合では3連勝を飾り、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権を手にした。近年、低迷が続いてきたミランは当初、来シーズンに向けてドイツ人指揮官ラルフ・ラングニックの招へいを水面下で進めていたとされるが、サッスオーロ戦での勝利後に一転してシーズン途中から指揮を執るピオリと2022年まで契約延長することを発表していた。

アタランタ戦の前日会見に出席したミラン指揮官は、「(契約について)考えずにはいられない。私が期待し、願っていたことだからね」と喜びを隠さず。一方で「しかし明日は我々の将来にとって重要な試合がある。今は今シーズンに集中しなければならない。来シーズンについて考えるのはその後だ」ともコメント。目の前の一戦へ集中力を高めた。

■チームは“別のミラン”に成長

特に次戦で対戦するアタランタは今シーズン、素晴らしいパフォーマンスを見せており、ミラン指揮官は警戒を強める。

「アタランタはイタリアでトップクラスのチームの1つ。もしユヴェントスに勝利していれば、今頃スクデットを懸けて戦っていたはずだ。しかし我々も状態は良いし、今の調子ができる限り長く続いて欲しい。素晴らしい試合を見せたいと思っている」

前半戦の対戦では敵地で0-5と大敗を喫したが、ピオリは現在のミランが“別のミラン”であると主張。自信を見せた。

「我々は大きく変わった。相手に素晴らしいゴールを決められてしまったが、当時の我々はまだ成長への道のりを歩み始めたばかりだった。あれからプレースタイルが変わり、重要な選手も加わった。今の我々は別のミランになっている」

また、リーグ再開後の好調のチームについて、観客の不在がミランを後押ししているとの指摘もあるが、ピオリはこれを一蹴。「スタジアムにファンがいれば、我々はいっそう強くなる。ファンは困難のときを支えてくれた。サポーターが全員、戻って来る日を楽しみにしている。11人でも強いが、12人になればさらに強くなれる」と力説した。