27日のチャンピオンズリーグ・グループF第5節、カンプ・ノウでのバルセロナ対ボルシア・ドルトムントは3-1でバルセロナの勝利に終わった。

決勝トーナメント突破を狙う両チームの対戦。中盤にフレンキー・デ・ヨング、ブスケッツ、ラキティッチ、前線にメッシ、ルイス・スアレス、デンベレを並べたバルセロナは、開始直後にこそラキティッチのパスミスからGKテア・シュテーゲンの好守に助けられる場面があったが、その後には失点の危機を感じさせず余裕を持って試合を進めていく。

バルセロナは26分、デンベレが足首を負傷してプレー続行不可能となり、涙を流しながらピッチを去るフランス人FWに代わり同胞のグリーズマンがピッチに立つ。そして先制点を決めたのは、そのアクシデントから3分後のことだった。L・スアレスのジュニオールへのスルーパスが相手DFに弾かれると、今度はそのこぼれ球を拾ったメッシがスルーパス。このボールをペナルティーエリア内で巧みにトラップしたL・スアレスが、右足のシュートでネットを揺らしている。

幸先よく先制したバルセロナは、33分にこの試合がバルセロナでの通算700試合目の出場で、冴えに冴え渡ったプレーを見せていたメッシが追加点を記録。フンメルスのパスをラキティッチがカットしてメッシにダイレクトパスを通すと、背番号10はL・スアレスとのワン・ツーからペナルティーエリア内に入り込み、左足でボールを枠内に叩き込んだ。

後半、バルセロナは46分にグリーズマンが決定機を迎えたが決め切れないなど、リードを広げることができない。対してドルトムントは61分、ハーフタイムにシュルツとの交代で出場したサンチョのお膳立てからブラントがシュートを放ったが、再びテア・シュテーゲンの好セーブに遭った。

次にスコアが動いたのは、67分のこと。ゴールを決めたのは、またもバルセロナだった。メッシが再びドルトムントのDFとMFのライン間でボールを受けて前を向くことに成功すると、左サイドを疾走するグリーズマンにスルーパス。そのままペナルティーエリア内に侵入した背番号17が、冷静にGKビュルキを破った。バルセロナはメッシ、L・スアレス、グリーズマンの新トリデンテ“MSG”全員が得点を決め、とりわけメッシは2アシストも記録するなど、またも大車輪の活躍を披露している。

しかしドルトムントも反撃。78分、サンチョがペナルティーエリア内で巧みな足さばきによるフェイントからシュートを突き刺し、点差を縮めた。バルベルデ監督は失点の直後に2枚目の交代カードを切り、ラキティッチとの交代でビダルを投入。バルセロナは終盤、ゲッツェも出場させたドルトムントにボールを保持される時間帯が続き、サンチョの決定機を許すなどしたが、テア・シュテーゲンの再三にわたる好守によってさらなる失点を許さず2点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えている。

なおグループFのもう一試合、スラヴィア・プラハ対インテルは3-1でインテルが勝利。同グループの順位は首位バルセロナ(勝ち点11)、2位インテル(勝ち点7)、3位ドルトムント(勝ち点7)、4位スラヴィア・プラハ(勝ち点3)となり、バルセロナは残り1試合を残して首位での決勝トーナメント進出を決めている。


■試合結果
バルセロナ 3-1 ドルトムント

■得点者
バルセロナ:ルイス・スアレス(29分)、メッシ(32分)、グリーズマン(67分)
ドルトムント:サンチョ(77分)