中島翔哉のポルトでのキャリアが再び軌道に乗り出したようだ。

2019年夏にアル・ドゥハイルからポルトに加入した中島。ポルトガルの名門で10番を着用する同選手は、適応に苦しむ時期があったものの、昨年末からセルジオ・コンセイソン監督の信頼を勝ち取り、出場機会を増やしていた。しかし、3月の新型コロナウイルスによるリーグ戦中断により状況が一変する。

5月にはファーストチームの練習が再開されたものの、日本代表MFは感染への懸念から自宅トレーニングを選択。この決断にコンセイソン監督が不満を抱くと報じられ、2カ月後に合流したものの、昨シーズンの残りすべてを欠場した。さらに、今夏には去就問題にも発展する可能性も浮上し、10月上旬までベンチにすら入れない状況が続いていたが、17日のスポルティング戦でメンバーに入ると、翌試合から公式戦3試合連続で出場機会を得た。

ポルトでのキャリアが再び軌道に乗り出した中島について、ポルトガル『noticias ao minuto』では「コンセイソンのセカンドチャンスとともにナカジマに笑顔が戻った」と題して特集を組む。その中で、3月7日のリオ・アヴェ戦を最後に公式戦から遠ざかり、7カ月ぶりにチャンスを得た日本代表MFのセカンドチャンスが動き始めたことを伝えた。

「第4節のスポルティング戦で招集されたことで、ナカジマはセルジオ・コンセイソンのオプションに復帰した。この試合のスカッドに入り、チャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦で試合のピッチに再び足を踏み入れた。ナカジマは13分間プレーし、次の試合で先発に名を連ねる。ジル・ヴィセンテ戦、日本人はアシストでポルトの勝利を助けた。そして、オリンピアコス戦でも再びピッチに立ち、チャンピオンズリーグ初勝利に貢献した」

「3試合で1アシスト、122分のプレー時間は、ナカジマがドラゴンでの第2の人生を手に入れている明確なサインだ。彼にクオリティはある。ただ、26歳の選手にセルジオ・コンセイソンのオプションに入るために必要不可欠な一貫性やアグレッシブさがあるかどうかはまだ定かではない」