20日のラ・リーガ第2節、レアル・マドリーは敵地レアレ・アレーナでのレアル・ソシエダ戦をスコアレスドローで終えた。

昨季ラ・リーガ王者レアル・マドリーが第2節から登場。目標は1989年にベーンハッカー氏が成し遂げて以来となる同一監督によるラ・リーガ連覇だ。その挑戦に臨むジダン監督は、今夏唯一の補強となりそうなソシエダから出戻ったウーデゴールをいきなり先発で起用。GKクルトワ、DFカルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFモドリッチ、クロース、ロドリゴ、ウーデゴール、ヴィニシウス 、FWベンゼマをスタメンとして、ウーデゴールをトップ下とする4-2-3-1のシステムを採用している(なおルーカス・バスケス、イスコ、マリアーノ、アセンシオ、イスコ、アザールは負傷中)。

レアル・マドリーは序盤からボールを保持して攻撃に出る。が、トップ下のオジャルサバルが中盤に組み込まれて4-2-3-1から4-5-1に可変するソシエダの守備網を破れず、決定機をなかなか生み出すことができない。38分にはヴィニシウスのパスをボックス内中央で受けたベンゼマがレミーロを眼前にシュートを放つも、これは枠を外れる。また43分にはイサクに最終ラインを突破されたが、シュートはクルトワがセーブして何とか事なきを得た。前半はスコアレスのまま終了を迎える。

後半に入り、最初に決定機を迎えたのはソシエダ。47分、オジャルサバルの浮き球のパスからバレネチェアがフィニッシュまで持ち込むが、ボールはわずかに枠を外れた。再び冷や汗をかいたレアル・マドリーは攻めの姿勢を崩さなかったが、相変わらずチャンスの創出までは至らず(ウーデゴールはスペースがない中で精彩を欠き続ける)、また陣形が縦に間延びしてしまいソシエダの反撃にも遭った。ソシエダのイマノル監督は63分に最初の交代カードを切り、イサクとの交代でシルバを投入。シルバのラ・リーガ復帰は3792日ぶり。

対するジダン監督は69分に一気に3選手を交代。ウーデゴール、モドリッチ、ロドリゴを下げてカセミロ、バルベルデ、そしてBチームの20歳マルビン・パク(父親がナイジェリア人、母親が韓国人でスペイン生まれ)をピッチに立たせた。

カセミロをアンカーとする普段の4-3-3にシステムを戻したレアル・マドリーだが、期待されていたような勢いは出ないまま。全体的には疲労が色濃く、逆に勢いは衰えたようにも感じられた。レアル・マドリーの得点の気配は一向にないまま、試合は後半アディショナルタイムに突入。ジダン監督はヴィニシウス を下げてマルビンと同じくBチーム所属のセルヒオ・アリバスも入れるが、結局先制ゴールを奪えぬまま終了のホイッスルを聞いている。