24日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ファーストレグ、ゲヴィス・スタジアムでのアタランタ対レアル・マドリーは1-0でレアル・マドリーの勝利に終わった。

イタリア勢がユヴェントス&ラツィオ、スペイン勢がバルセロナ、セビージャ、アトレティコ・マドリーと、同ラウンドのファーストレグで軒並み敗戦を強いられている両国のチームによる直接対決。アザール、セルヒオ・ラモス、ベンゼマをはじめ合計9選手を負傷で欠いているジダン監督は、GKクルトワ、DFルーカス・バスケス、ナチョ、ヴァラン、メンディ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWアセンシオ、ヴィニシウス、そしてイスコを先発で起用している。

試合は予想通り、レアル・マドリーが後方からボールをつないでいき、アタランタが強度あるハイプレッシングからショートカウンターを狙う展開。どちらもプラン通りといった様子だが17分、アタランタのそれが狂うことになる。ペナルティーエリア内に入り込もうとしたメンディをフロイラーが倒して、一発レッドで退場となった。

それ以降、アタランタはハイプレッシングをあきらめて自陣に下がり、レアル・マドリーのポゼッション率がさらに上がることに。かてて加えてアタランタは29分にサパタが負傷し、パシャリッチを投入することを強いられた。だが追い風が吹くレアル・マドリーはアタランタのゴールに近づきはするものの、明確な決定機をなかなか創出することができない。アディショナルタイム1分には、セットプレーからカセミロが得意のヘディングシュートでゴールをうかがうも、これはGKゴッリーニの好セーブに阻まれた。試合はスコアレスのまま折り返しを迎える。

後半の立ち上がり、レアル・マドリーはモドリッチのミドルシュート、ペナルティーエリア内でのルーズボールからヴィニシウスと立て続けに決定機を迎えたものの、いずれも決め切ることができない。ジダン監督は57分にヴィニシウスをマリアーノに代えて、純粋な点取り屋を前線に置いた(これでベンチのトップチーム所属選手はGKルニンのみに)。

しかし、その後もレアル・マドリーが5バックのアタランタを相手に攻めあぐねる状況は変わらず。むしろアタランタが11人のままでハイプレッシングを仕掛け、それを突破した方がスペースも決定機も得やすのかったのかもしれない。ジダン監督は77分にアセンシオとイスコも下げて、中盤の選手であるアリバスと、さらなる点取り屋ウーゴ・ドゥロをピッチに立たせた。

終盤になってもアタランタの堅守に攻撃を跳ね返され続けるレアル・マドリーだったが86分、ついに念願のゴールを獲得。ペナルティーエリア手前でボールを受けたメンディが右足を振り抜くと、スピードあるボールがゴッリーニの横っ飛びもむなしく枠内に突き刺さった。ようやくリードを得たレアル・マドリーは、アタランタの反撃を最後まで退け続けて、アウェーで貴重な勝利をつかんでいる。なおレアル・マドリーホームのセカンドレグは、3月16日に行われる。