22日にコパ・デル・レイのベスト32がスペイン各地で開催され、アウェーでのイビサ戦に臨んだバルセロナは2-1の勝利を果たした。

イビサ島に拠を構える2部Bのチームと対戦したバルセロナ。セティエン監督はGKネト、DFセルジ・ロベルト、ラングレ、ジュニオール、MFフレンキー・デ・ヨング、セメド、ラキティッチ、リキ・プッチ、ファティ、FWグリーズマン、カルラス・ペレスと、主力と控えを混ぜ合わせたスタメンを起用した。

前半、3-5-2のシステムを駆使するバルセロナは前試合グラナダ戦同様に80%を超えるポゼッションを記録。しかし、ただボールを持つだけ、パスを回すだけのポゼッションという印象で、懸命に守るイビサを相手にゴールチャンスをつくれない。すると9分、ハビ・ペレスにゴールを決められてビハインドを負った。

バルセロナはその後も効果的な攻撃を見せることができず、堅守速攻のイビサにポスト直撃のシュートを許すなど苦戦。結局、前半のシュートは枠外に1本放つだけにとどまった。

後半に入ってもバルセロナが攻めあぐねる状況は変わらず、ただただ時間だけが過ぎていく。セティエン監督は58分に最初の交代カードを切り、カルレス・ペレスとの交代でジョルディ・アルバを投入。さらに71分にはリキ・プッチをグリーズマンに代えている。

選手交代後、バルセロナの攻撃が一気に改善されたわけではなかったものの、それでも72分に個の力から同点弾を獲得することに成功した。F・デ・ヨングの絶妙なスルーパスからグリーズマンが最終ラインを突破。フランス代表FWはペナルティーエリア内に入るや否や、左足のシュートでネットを揺らした。

セティエン監督は81分にビダルをラキティッチに代えて交代カードを使い切る。後半の終盤、バルセロナはファティの縦への突破力に頼った攻撃を仕掛けたがゴールを決められず、試合はこのまま延長戦に突入するかと思われた。だがアディショナルタイム4分、再びスルーパスから抜け出したグリーズマンが左足でシュートを決めて、ついに逆転。2部Bのチーム相手に思わぬ苦戦を強いられ、早くもセティエン政権のクライシスが騒がれそうだったバルセロナだが、フランス代表FWの活躍によって何とかベスト16進出に歩を進めている。