2023年のFIFA女子ワールドカップから、本大会参加国が24から32へと拡大する可能性があるようだ。

2019年の同大会は現在フランスで開催されており、全52試合中50試合を消化。6日の3位決定戦イングランドvsスウェーデン、7日の決勝アメリカvsオランダの2試合を残すのみとなった。

FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長はこの大会の運営を踏まえ、2023年大会から本大会参加国を32に拡大することを示唆している。

「次回から32チーム参加へ拡大するとしたら、その決定は急がなくてはならないだろう。今後、我々は急ぐべき問題としてこの議題について話し合い、2023年大会から拡大可能かどうか、検討する必要がある」

「不可能なんてことはないと思う。もちろん、フランス大会の成功は多くの方に知っていただいたはずだ。ただ、その前に細部をしっかり詰める必要があるね」

またインファンティーノ会長は「女子サッカーによるクラブ・ワールドカップも提案したい。女子サッカーについてはクラブレベルから発展させないと、代表でのコンペティション拡大も期待できないからね。世界中のサッカークラブは、今後女子サッカーに力を注いでもらいたいし、積極的な投資が行われることになるだろう」と発言。女子サッカー文化の発展に向け、ポジティブな意見を述べている。

女子ワールドカップは1991年に第1回が行われ、この時の本大会参加国は12チームだった。1999年大会から16チーム参加となり、2015年大会から本大会参加国が24に拡大している。

2023年開催予定の女子ワールドカップには現在、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、ボリビア、コロンビア、ニュージーランド、日本、南アフリカ、韓国&北朝鮮と9つの国家及びエリアが開催国として立候補している。もし女子ワールドカップの本大会参加国が24から32に拡大するとなると、試合数が52から64に増えるうえ、開催期間も1カ月を超える見通し。ホスト国にはより優れた大会運営能力が求められる。

開催国は2020年3月、FIFA理事会で37名のFIFA理事による投票で決定する予定となっている。日本が2023年の女子ワールドカップ開催国となる可能性もあるだけに、大会参加国の拡大については引き続きFIFAの動向から目が離せない状況が続きそうだ。