レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の過去の発言が大きな話題となっている。

この夏、クラブの生ける伝説であったDFセルヒオ・ラモスを放出したレアル・マドリーだが、スペインメディア『エル・コンフィデンシアル』がペレス会長のそうした存在の扱い方を特集記事として掲載。そしてペレス会長が過去に話していた音声も公開している。

その音声はペレス会長が成績不振によって第一次政権を終えた2006年から、第二次政権を始める2009年までの間を中心に録音されたとのこと。また内容については、2015年に発売されたホセ・アントニオ・アベラン記者の著書『アサルト・アル・マドリー(Asalto al Real Madrid)』に掲載されて、当時にも話題になっていた。

ペレス会長がその音声の中で挙げている人物は、イケル・カシージャス氏、ラウール・ゴンサレス氏という過去のレアル・マドリーの伝説たちだ。録音された頃にはレアル・マドリーの生え抜きで、クラブの象徴とサポーターから崇められていたこの2人を、ペレス会長は「紛い物」と形容している。

「カシージャスより優れたGKがいると、もう確認できただろう。あいつはかわいそうな男だよ。頭が良くないんだ。心配しないでいくれ、私は彼のことをよく知っている。彼は小さな子供、女好きの子犬、個性がなくて幼稚だ。人々はそんなことは知らないし、良い関係を築いているがね。彼はもっと努力すれば間違いなくナンバーワンになれた。身長が何センチか足りないが、そうなれる要素は持っていたのさ。リーガのタイトルをかけたバルセロナ戦を覚えているか? 私たちは4-2で勝つはずだっただろう? しかし金曜の練習にカシージャスは遅れてやってきた。それなのに誰もが彼に拍手を送るわけだ……。それもベルナベウで。私があそこにいなければならないのは悲劇だった」

「カシージャスを君たちが好きなのは知っているが、もしほかのGKを持ってくるとすれば、ユヴェントスからブッフォンを獲得しただろう。あれは安かったからね。なぜならカシージャスはレアル・マドリーにふさわしいGKじゃない。私に何を言ってほしいんだ? 彼は違うんだ。そうであったことは一度もない。私たちの大きな失敗だ。君は彼を称賛して愛して、彼と話をする人といるわけだ。まあ、彼は大きな紛い物の一つなんだよ。ラウールと一緒でね。彼らはマドリーの大きな紛い物二つだ。まずラウール、次にカシージャスだ」

「ジダンは素晴らしいよ。ベッカムもロナウドもそうだろ? しかし、ほかの思い上がった連中は……。ロナウドは厚かましく、それだけだ。ラウールはひどい。マドリーが自分のものあと思い、マドリーにあるすべてを利用する。マドリーが展開してきたものを彼の利益のためだけに使おうとする。彼とその代理人だよ。マドリーがうまくいかない責任が誰にあるかと言えば……。彼はもう自分が終わったと感じたとき、『俺が終わる前にマドリーを終わらせる』と言ったんだ。彼はネガティブでありマドリーを破壊しようとしている。私にはそうした問題を解決できない」

「ベッカムは良いやつだ。彼は賢い。年間で3000万ユーロの収入はあった。そうであるならば、頭が良くてはいけない。最も収入を得ていたのはベッカムとロナウドで、彼らは年間3000万ユーロを手にしていた。次にジダンがいて、2500万ユーロはもらわなければならないだろう。その後に続くのは、いない。フィーゴは(スポンサーとして)地元の時計を持っていたかも知れないが、ほかは知らない。そのほかは私たちで持ち込んだ。アウディの契約は私がラウールやフィーゴに何か与えるためだった。しかし結局、彼らが何も持っていないなら何も意味はないということだ。ラウールは何も売ることができない。彼はメディアスターじゃないのさ」

「選手たちはとてもエゴイスティックだ。彼らのことを考慮してはいけないし、そうすれば間違いを犯すことになり、自分が捨てられることになる。馬鹿げたことだ。私はひどい選手たちを把握しているのさ」