バルセロナがFWウスマン・デンベレ、FWアントワーヌ・グリーズマンの放出も視野に入れ始めたようだ。

極度の財政難に陥るバルセロナは、ラ・リーガが敷くサラリーキャップ制の問題に突き当たっている。カタルーニャのラジオ局『RAC1』によれば、昨季は3億4700万ユーロをトップチームの人件費に充てることができたが、今季はそれを1億8700万ユーロを減らして、1億6000万ユーロまで引き下げる必要があるとのことだ。この報道通りであれば、無所属となっているFWリオネル・メッシとの再契約、新加入の選手たちの登録をするためには人件費の削減が必須となる。

ここまでにMFマテウス・フェルナンデスとの契約を解消し、MFフランシスコ・トリンコンをウォルバーハンプトンにレンタルで放出したバルセロナだが、スペインのテレビ局『クアトロ』によれば、さらなる放出を計画している模様。

現在クラブが取り組んでいるのはDFサミュエル・ユムティティかMFミラレム・ピャニッチの契約解消で、さらにMFフィリペ・コウチーニョも放出候補に入っているようだ。ただ、この3選手については選手が退団を望まなかったり、減価償却が終わっていなかったり、相次ぐ負傷の問題があったり……と、放出は困難を極めそうな状況という。

こうした状況により、バルセロナはデンベレ、さらにはグリーズマンを手放すことも検討しているようだ。フランス代表の2選手はチーム内でも高年俸を受け取っており、放出すれば人件費を大きく削減することができる。現状では2選手の内、放出の可能性がより高いのは契約が残り1年となっているデンベレとのこと。契約延長の申し出にここまで応じてこなかったデンベレは、今夏の内に放出すれば移籍金を手にすることもできる。

バルセロナはさらにDFジェラール・ピケ、DFジョルディ・アルバ、MFセルヒオ・ブスケッツ、MFセルジ・ロベルトの給与を削減することも目指しており、ピケはすでにその要望に応じる考えを示したとされている。