トリノは新ユニフォームをお披露目したが、モデル選手からFWアンドレア・ベロッティが外れ、憶測を呼んでいる。イタリア紙『トゥット・スポルト』が16日、伝えている。

ベロッティは2016-17シーズン、セリエAにおいて35試合に出場25得点をマークして得点王争いを演じた。23歳の若きアタッカーはイタリア国内外から高い評価を受けており、アーセナルやPSG、レアル・マドリーなどヨーロッパの強豪が獲得に興味を示していると報じられてきた。だがトリノのウルバーノ・カイロ会長は昨年12月、国外のクラブへの移籍に1億ユーロ(約129億円)という高額な違約金を新たに設定し、エースの引き抜きに対し予防線を張った。

■新ユニフォーム発表では…

しかし、16日に発表された新ユニフォームのモデル選手からベロッティが外れており、今夏の移籍を示唆しているのではないかと憶測が広がっている。モデルに起用されたのは、今夏の移籍市場でトリノに加入したGKサルヴァトーレ・シリグやDFリャンコ・ボイノビッチのほか、FWイアゴ・ファルケ、DFエミリアーノ・モレッティの4選手で、チームの顔と言うべきベロッティがいないことに驚きの声が上がった。

16日、ミランのマルコ・ファッソーネCEOは「ベロッティ、(アルバロ)モラタ、(ピエール・エメリク)オーバメヤンのいずれかを獲得できたら素晴らしい。誰を選ぶかはこれから検討していく」と述べ、ベロッティへの興味を明かした。またアントニオ・コンテ率いるチェルシーも、本命だったベルギー代表FWロメル・ルカクのマンチェスター・ユナイテッド加入が決定したため、ベロッティの獲得へとシフトしている。  

一方で、すでに指摘されているようにベロッティには高額な移籍金が設定されているため、交渉は難航するとみられる。また2018年に開催されるロシア・ワールドカップへの影響を考慮し、ベロッティ自身がトリノ残留を選択する可能性もある。今後の動向は注目されるところだ。