1日のラ・リーガ第25節、レアル・マドリーはホームのアルフレド・ディ・ステファノでのレアル・ソシエダ戦1-1で引き分けた。

今季のマドリーにとって、勝負をかけるべき1週間がやってきた。このレアル・ソシエダ戦に勝利し、7日に行われる次節マドリー・ダービーでアトレティコ・マドリーを下すことができれば、ついに首位の座を奪還することができる。アトレティコが1試合未消化とはいえ、ラ・リーガ連覇の道が開くことになる。

マドリーは負傷離脱中のベンゼマの代わりにイスコとマリアーノのどちらを起用するのかに注目が集まったが、ジダン監督はヴィニシウスをベンチに置いて両選手を同時起用。GKクルトワ、DFルーカス・カルバハル、ヴァラン、ナチョ、メンディ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWアセンシオ、マリアーノ、イスコをスタメンとして、4-3-3システムを使用した。

前半、マドリーは組織立った守備によってソシエダの決定機を許さず、ボールを奪うとクロース、モドリッチ、イスコの技術を生かして勢いよく相手ゴールに迫っていった。21分にはモドリッチ&L・バスケスで右サイドを崩し切り、送られたクロスからマリアーノがヘディングシュートを放ったものの、これはクロスバーを直撃。そのこぼれ球からクロースが放ったミドルは枠をわずかに外れた。マドリーはその後も優勢に試合を進めていったが、いつものように決定力不足が響いたことで、スコアレスのまま折り返しを迎える。

そうして迎えた後半の立ち上がりは、一転してソシエダが強度あるプレーでマドリーゴールへと迫り、55分に先制点を獲得。シルバのサイドチェンジのボールを受けたモンレアルのクロスから、ファーのポルトゥがやや距離のあるヘディングシュートを決め切った。ソシエダはさらに58分、今度はポルトゥのグラウンダーのクロスにイサクが滑り込んだが、これはわずかに合わず追加点をチャンスを逸する。マドリーにとっては、九死に一生を得た形となった。

ジダン監督は61分に交代カードを切り、イスコ、アセンシオ、マリアーノを下げてロドリゴ、ウーゴ・ドゥロ、ヴィニシウスを投入。前線3枚を一気に新しくする。その2分後にはCKの流れからL・バスケスのクロスにカセミロが頭で合わせたものの、ボールはわずかに枠を外れた。

マドリーはその後、ヴィニシウスのドリブル突破などを起点としてゴールの可能性を模索するものの、ソシエダの堅守を崩し切ることができない。ジダン監督は76分にモドリッチを下げて、負傷明けのバルベルデもピッチに立たせる。終盤に入っても攻めあぐね続けたマドリーだったが、しかし89分にようやく同点に追いつく。バルベルデのヒールパスから右サイドを突破したL・バスケスがグラウンダーのクロスを送り、ヴィニシウスが枠内にシュートを沈めた。

マドリーは逆転を目指して後半アディショナルタイムも攻め続けたが、結局は勝ち点1を分け合っている。ラ・リーガの連勝が4でストップしたマドリーの勝ち点は、これで53に。同節にビジャレアルを下した首位アトレティコとの勝ち点差は5に広がり、セビージャに勝利したバルセロナには勝ち点で並ばれ、得失点差で2位の座を奪われた。