レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督と選手たちは重要な試合を前に危機感を抱いているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

チャンピオンズリーグ準々決勝でユヴェントスを下して準決勝進出を決めたマドリー。だが第2戦で終了間際にMFルーカス・バスケスが相手DFメディ・ベナティアに倒されて獲得したPK(クリスティアーノ・ロナウドが得点)は物議を醸し、「試合の盗難」とさえ形容された。

ジダン監督は先日、「『試合の盗難』を話題にされていることに憤りを感じる。我々の功績を羨む人間がいるみたいだね。私は私の選手たちを守る。レアル・マドリーは準決勝進出に値した。ただ、大衆には意見を述べる自由がある。スペインだけではなく、フランスや、国外のメディアでも同じように扱われている」と述べた。

選手たちも指揮官に同調している。MFイスコは「同じ職業において、ふたつの基準がある。恥ずべきことだ」と一蹴し、L・バスケスは「アンチ・マドリディスモがあると感じる。あのPKが、イタリアよりスペイン国内で議論されているんだ。マドリーが8年連続で準決勝進出を決めたから、嫉妬しているんだよ。僕たちが苦しんでいるのを見て、喜ぶ人間は多くいる。それと共存していかなくてはいけない」と語っている。

ジダン監督と選手たちは、この「キャンペーン」が準決勝バイエルン・ミュンヘン戦に何らかの影響を及ぼすことを危惧している様子だ。ドイツ王者との一戦で、微妙な判定がバイエルン側に傾けば、マドリーといえどラウンド突破は困難になる。