21日のラ・リーガ第28節、ヘタフェは本拠地コリセウム・アルフォンソ・ペレスでのエルチェ戦を1-1のドローで終えた。スペインメディアはこの試合で先発出場を果たし、1アシストを記録したMF久保建英を大々的に取り上げている。

欠場者が相次いだ事情もあり、7試合ぶりに先発復帰を果たした久保は、前半からチームの攻撃の起点として躍動。そして0-1で迎えた60分には、右サイドからのグラウンダーのクロスを送り、FWエネス・ウナルの同点弾を導いた。今季ラ・リーガ初アシストを記録した久保は、72分にピッチから下がっている。

久保の活躍はスペインメディアでも大きく扱われている。スペイン『アス』電子版のテキスト速報では、この一戦を「クボがヘタフェをカオスから救う」と総括。試合の内容を次のようにまとめた。

「ボルダラス率いるヘタフェは悪い流れから抜け出せていないが(ここ10試合でわずか1勝)、少なくともカオスは回避した。ささやかな良いニュースは、クボが大きな比重を占めている。日本人は6試合ベンチスタートとなった後にスタメンを務め、とても素晴らしいパフォーマンスを披露すると、アシストという形で結果を実らせた」

「クボという固有名詞が、完全なるカオスを防いだのだった」

『アス』電子版はまた、久保のアシストした動画を「これがクボだ。名誉を取り戻すエルチェ戦のプレー」との見出しで紹介。さらにヘタフェの選手別評価では、次のように記している。

「ウナルのゴールをアシストするなど、違いを生み出すことに貢献した。モヒカとのデュエルは美しかった。危険なプレーを見せている印象を与え、チームをリフレッシュさせるために交代となっている。良かった」

レアル・マドリーを所属元とする久保の先発復帰、さらにアシストの記録は、スペインにとっても喜ばしいニュースだったようだ。