スペインのスポーツ紙『マルカ』の電子版が、厳しい日々を過ごすMF久保建英について取り上げている。

昨夏、レアル・マドリーからのレンタル移籍でビジャレアルに加入したものの、出場機会に恵まれず冬にはヘタフェにレンタル先を変えた久保。しかし、そこでも出場機会が得られない状況は変わらなかった。そして『マルカ』電子版は3日、「クボ、ボルダラスと一緒にいてもエメリと同じ」とのタイトルの記事を掲載。本文では次のように記している。

「ホセ・ボルダラスのチームにおけるタケフサ・クボの使い道はここ数週間で一気になくなり、余剰人員にさえなりつつある。日本人がここ2試合でピッチに立った時間は、ビジャレアル戦でのわずか6分だけだった」

「ここ8試合におけるデータが、クボについて物語っている。3試合では1分も出場せず、2試合ではそれぞれ10分、6分のプレーにとどまった。日本人が出場機会を得られない責任はウナイ・エメリにあり、そのためにヘタフェにやって来たと思われていたが、エメリとボルダラスのもとで手にする出場時間に大きな違いはない」

「クボはエメリのもとで、ラ・リーガ13試合で291分間出場。コパ・デル・レイとヨーロッパリーグ含めた全公式戦19試合では687分間出場し、1ゴール3アシストを記録した。一方でボルダラスのもとで、ラ・リーガの出場数は増えることになったが、15試合の内レギュラーは7試合で、出場時間は666分にとどまっている」

「またヘタフェの下部組織選手、赤道ギニア出身のホセテ・ミランダがトップチームに新たなダイナミズムをもたらしている。例えばレアル・マドリー戦(久保は出場機会なし)、この下部組織の選手はタケ・クボに先んじてヘタフェの攻撃の解決策となった。クボがフル出場したのは、チームがローテーションを採用したバルセロナ戦のみだ」

久保が今季を通じて、出場機会を得られていないことに言及したこの記事。記事にほとんどコメントが寄せられていないことも、スペインにおける久保の注目度低下を示唆しているが、そのコメントも「良い選手だが誇張され過ぎている。マドリーではなく中位チームが獲得した選手であれば、誰もその名を挙げないだろう」「誰かがこの選手の価値を誇張し過ぎた。マドリー会長がバルセロナから彼を奪っただけで凄まじいオペレーションとなり、マドリー側のメディアがクラックに祭り上げたんだ」など辛辣なものが並んでいる。