フランクフルトに所属する元日本代表MFの長谷部誠が記者会見に臨み、その中でコロナ禍による無観客試合についても語った。

2020-21シーズンは、地域によってスタジアムの最大収容人数の2割までの観客が許されていたブンデスリーガ。しかし、ドイツでも欧州各国同様に感染者が急増し、28日には11月2日からは再度無観客試合としての開催が決まった。

長谷部は、その決定がまだ発表されていなかったものの、フランクフルト市の保健所はブレーメン戦の無観客開催を命じる見通しとなっていた28日の午後に会見に出席。記者に「特にスタジアムの雰囲気からエネルギーを得るフランクフルトのチームへの影響」について問われると、次のように返答した。

「ひどく失望しています。僕たちにとってもちろんすごく悪いことです。サポーターがいない中でプレーすると、感情や情熱など多くの要素を欠くことになります。ですが、今まで10試合以上、無観客試合をプレーしてきました。サポーターがいなくても、執念を見せ、エモーションを持ってプレーしなければいけません」

コロナ禍の現状についてさらにこのようにも続けている。

「非常に深刻な状況だと考えます。ドイツに限らず、欧州全体で感染者が増えていますからね。コメントするのは難しいですが、これが現状ですし、これが僕たちの日常です。サッカーやスポーツに限らず、すべての人たちがもう一度、連帯を示さなければいけません」

なお長谷部は会見は終始、ドイツ語で応じた中で、日本人記者からの日本語の質問もドイツ人記者に向けて自ら通訳しながら受け答えている。そんな一面やサッカー以外のコメントを発することも、現地での高い評価につながっているのかもしれない。