日本代表のDF酒井宏樹が所属するマルセイユがインテルのFWステファン・ヨベティッチ獲得を目指し、オファーを提示したものの拒否された。フランス誌『フランス・フットボール』が報じている。

マルセイユの指揮を執るリュディ・ガルシアがヨベティッチの獲得を熱望しており、インテルに対して正式オファーを提示した。しかしインテルの合意を得ることができず、金額を1500万〜2000万ユーロ(約20-26億円)程度に引き上げ、新たなオファーを準備している。

ヨベティッチは昨シーズンからインテルで構想外となっており、冬の移籍市場で出場機会を得るためにスペイン・セビージャへレンタル移籍した。リーガ・エスパニョーラでは21試合に出場し、途中出場が多いながらも6得点をマークした。ヨベティッチ自身は残留を希望していたが、セビージャ側が設定された1300万ユーロ(約17億円)での買い取りオプションを行使せず、レンタル期間終了後の今夏、インテルへ復帰した。

■構想外の放出要員から中心選手に?

今回の移籍市場でもヨベティッチは引き続き、放出要員としてショーウィンドーに並べられており、フランスではマルセイユ移籍が容易に進むとの見方がある。一方で、6日に行われた親善試合インテル対ビジャレアル戦(3-1)において、決勝点を挙げるなど躍動したほか、7月に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のリヨン戦およびチェルシー戦でも得点をマークし、インテルでの評価が急上昇している。このためルチアーノ・スパレッティ率いるインテルの中心選手に据え、慰留を目指す動きも出始めている。インテルではDF長友佑都、セビージャでは短期間ながらMF清武弘嗣の同僚だったモンテネグロ代表FWは、今夏の移籍市場で酒井の同僚となるのか、今後の動向は注目されるところだ。