トッテナムは2日、アントニオ・コンテ氏を新指揮官として招聘したことを発表した。契約期間は2023年6月までで、延長オプションが付帯している。

今季からヌーノ監督が率いていたトッテナムは開幕3連勝の好スタートを切るも、そこから3連敗。直近のマンチェスター・ユナイテッド戦でも0-3で敗れて連敗を喫したことで、クラブは1日に解任を決断した。

そして2日、後任として元イタリア代表MFのコンテ氏の就任を発表した。今夏にコンテ氏の引き入れに失敗していたトッテナムだが、クラブのマネージングディレクターを務めるファビオ・パラティチ氏が説得。同氏はユヴェントス時代に強化担当としてコンテ氏と共闘しており、今回の招聘に大きな役割を果たしたとみられる。

コンテ氏はトッテナムの公式サイトを通じて、「トッテナムには最先端の施設と世界でも最高の一つと言えるスタジアムがある。選手として、そして監督としての私の力となってきた情熱、メンタリティ、決意をチームとファンに伝えるために働くのが待ちきれない」と意気込みを語った。

「昨夏はインテルとの関係とシーズンが終わったばかりで感情的なものもあって監督に戻る適切な時期ではないと感じた。しかし、ダニエル・レヴィ会長はこの仕事を私に任せたいという大きな熱意と決意を感じさせてくれた。このチャンスがまた戻ってきたことで、私は大きな確信をもって引き受けることにした」

コンテ氏はこれまでの指導者キャリアで、バーリやシエナ、ユヴェントス、イタリア代表などを指揮。2016年夏から2シーズン率いたチェルシーでは、1年目にプレミアリーグ制覇を経験した。2019年夏から指揮したインテルでは、昨シーズンにチームを11年ぶりのセリエA優勝に導き、シーズン後に退任していた。

チェルシーを率いていた2018年以来となるプレミアリーグ復帰が決まったコンテ氏はトッテナムを再建できるか。監督としても多くのタイトルを獲得してきた手腕に注目だ。