マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、クラブが移籍市場に2億ポンド(約284億円)以上を費やすのは今夏だけだと語っている。

グアルディオラ監督は昨シーズン、リーグ戦3位に終わるなど、監督キャリアで初の無冠の1年を送った。それを受け、今夏の移籍市場でエデルソン、ベルナルド・シウバ、カイル・ウォーカー、ベンジャミン・メンディ、ダニーロを獲得するなど、すでに巨額の費用を投じている。

グアルディオラ監督は「今後もこれが続くと思えない。私が翌年もここにいるとしたら、今シーズンのように大金を投じたりはしない。今夏は6選手の契約が切れた。それに6、7年の間シティはサイドバックを補強しなかった。サイドバックがいなかったから、補強しただけだ」と大型補強に動いた経緯を説明した。

また、近年高騰している移籍金について「2009年にレアル・マドリーが(クリスティアーノ)ロナウドを8000万ポンド(当時のレートで約122億円)で、2013年に(ガレス)ベイルを8500万ポンド(当時のレートで約131億円)で獲得した。そのあたりから移籍金は高騰し、今はネイマール(約290億円)だ。しかし、これは早かれ遅かれ終焉を迎えるだろう。長くは続かない」といずれサッカー界のバブルは崩壊すると考えているようだ。

続けて「シティは3年か4年後には、1選手か2選手、もしくは3選手を獲得するだけになるだろう。今夏のようなことはもう起きない。欧州でも比較的ベテランの多いチームだったから、そうする必要があった」と今後は280億円を超える補強に動くことはないと語っている。

さらに、グアルディオラ監督はバルセロナ時代に若手のダニエウ・アウベス獲得のために高額の移籍金を支払ったことを例に挙げ、「D・アウベスに3700万ポンド(当時のレートで約42億円)を支払った時、全員が狂っていると言っていたことを思い出した。今では5000万から5500万ポンド程度(約56億〜62億)だと思う。しかし、後に彼はクラブ歴代最高のサイドバックになった。新加入の選手がクラブにもたらしてくれることを考えれば、決して高いわけではない」と自身の考えを述べている。