ボルシア・ドルトムントは10日、フランス代表FWウスマン・デンベレに対するバルセロナからのオファーを断ったことを正式に公表した。

パリ・サンジェルマンに向かったネイマールの後釜としてバルセロナが獲得を目指していたデンベレだが、ドルトムントはこれまで提示された条件では手放すことはないとした。クラブは2021年までの契約を残す同選手の去就について、重要事項として株主向けの公式ウェブサイトで次のように報告している。

「ボルシア・ドルトムントはカタルーニャのサッカークラブ、バルセロナと、ウスマン・デンベレのバルセロナに移籍する可能性について話し合いました。その話し合いではバルセロナを代表する方がオファーを提示しましたが、サッカー及びその他に関する同選手の並はずれた重要性に、そして現在における欧州移籍マーケットの経済的状況に相当していないと判断し、そのオファーに対して断りを入れました」

「本日まで、バルセロナから異なる条件のオファーが届いていないため、現在同選手のバルセロナ移籍は実行されないと見ており、また現時点において移籍の可能性は高確率ではないとみなしております」

報道ではバルセロナがデンベレの獲得のために提示した移籍金1億ユーロ(約130億円)に対し、ドルトムントは1億5000万ユーロ(約195億円)を要求したと伝えられていた。今回の発表でドルトムント側は話し合いの事実を認めたが、当然具体的な内容については明かしていない。その一方でバルセロナと交渉を続ける可能性については否定しておらず両者、そして選手本人のこの夏の動向に引き続き注目したいところだ。