カタルーニャ自治州警察モスズ・ダスクアドラが1日、バルセロナ元会長ジョゼップ・マリア・バルトメウ氏ら同クラブ関係者4名を逮捕したことが報じられた。

スペイン『バングアルディア』や『カデナ・セール』によれば、バルセロナ元会長バルトメウ氏、その相談役を務めていたジャウメ・マスフェラー氏、バルセロナCEOオスカール・グラウ氏、バルセロナ法務担当ロマン・ゴメス・ポンティ氏が不正経営及び汚職の容疑で逮捕された。これはバルセロナ第13裁判所が取り扱う“バルサゲート”事件の捜査における一環で、モスズ・ダスクアドラの判断で以上4名の逮捕のほか、現在クラブオフィスやバルトメウ氏の自宅における捜索が行われている。

“バルサゲート”は、バルトメウ氏らが率いるバルセロナ前理事会が、I3ベンチャーズなどの企業と契約を結んだ事件のこと。I3ベンチャーズはSNSを通じて、バルセロナの以前の理事会や次期会長選挙においてバルトメウ氏のライバルとなりそうな人物、挙げ句の果てにはFWリオネル・メッシやDFジェラール・ピケといった選手たちの名誉を毀損する投稿を行なっていた。

モスズ・ダスクアドラは2020年9月の時点で、バルセロナ前理事会が不正行為を働いていたと結論づけている。曰く、バルセロナ前理事会はI3ベンチャーズらと通常の600%の価格で契約を結び、なおかつクラブ内で保たられるべき透明性を回避するべく、契約の請求書を20万ユーロ以下に抑えて細かく刻むといった工作を行なっていたという。

なお、この件についてバルセロナは「司法と警察の権威に対して全面的に協力させていただきます」との声明を発表している。