26日のリーガ・エスパニョーラ第21節、レアル・マドリーは敵地ヌエボ・ソリージャでのバジャドリー戦を1-0で制した。

前日に勝ち点44で並ぶバルセロナがバレンシアに敗れたため、単独首位に立てる可能性があるレアル・マドリー。その舞台は10カ月前、コパ、リーガ、チャンピオンズリーグの全タイトル獲得の可能性が途絶えたために解任されたソラーリ前監督が最後に指揮を執ったヌエボ・ソリージャだ。彼に代わって再びチームを率い、ここ18試合無敗を貫くなど上昇気流に乗せるジダン監督は、GKクルトワ、DFナチョ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFモドリッチ、カセミロ、クロース、FWロドリゴ、ベンゼマ、イスコを起用した。

前半、レアル・マドリーはいつものようにボールを保持して相手陣地に攻め込んでいくものの、バジャドリーの堅守を前に容易にはチャンスを生み出すことができない。12分にはペナつティーエリア手前でFKを獲得し、クロースが蹴った浮き球からカセミロがヘディングシュートを決めたものの、オフサイドでゴールを取り消された。結局、前半はボールを回すだけのポゼッションに終始して、スコアレスのまま終了を迎えている。

後半もレアル・マドリーが攻めあぐねる状況は変わらずない。ロドリゴ、S・ラモス、イスコ、ベンゼマが次々と強引にシュートを放っていったが、どれも精度を欠いてしまう。67分には、執拗ながらも効果性のなかったクロス攻撃で、ロドリゴの折り返しがようやく真っ当なチャンスにつながったが、ベンゼマのヘディング弾は惜しくも枠の左に逸れた。

ジダン監督は73分に1枚目の交代カードを切り、イスコとの交代でルーカス・バスケスを投入。待望の先制点が生まれたのは、それから5分後のことだった。右CKを蹴ったクロースがクリアボールを拾い、さらに精度の高いクロスを上げると、ナチョがヘディングシュートでGKマシップを破った。ようやくリードを得たレアル・マドリーは87分、今度はバジャドリーのCKからセルジ・ロベルトにネットを揺らされたものの、これはオフサイドの判定でゴールとならず九死に一生を得る。

ジダン監督は88分にモドリッチをバルベルデ、後半アディショナルタイムに足に問題を抱えた様子のロドリゴをヨヴィッチに代え、1点リードを維持したまま終了のホイッスルを迎えている。公式戦ここ19試合無敗(13勝6分け)、リーガここ12試合無敗(8勝4分け)と好調を維持するレアル・マドリーは、バルセロナに勝ち点3をつけて単独首位に立った。