パリ・サンジェルマン(PSG)FWキリアン・ムバッペのレアル・マドリー移籍オペレーションについて、スペイン『as』が新たな可能性を指摘している。

同メディアによると、ムバッペ自身は今夏のEURO前に自身の将来を決定するため、今後数カ月で去就について話し合うことになるという。PSGでは現在年俸2100万ユーロ(約27億円)を受け取っているが、ネイマールの新契約と同額の3700万ユーロ(約47億円)での契約延長か、自身の夢であるレアル・マドリーへ移籍することを選ぶかを決めるつもりのようだ。

しかし、レアル・マドリーは新型コロナウイルス感染拡大によるダメージや本拠地サンティアゴ・ベルナベウの改修工事により、深刻な財政難に陥っているという。そのため、今夏に高額な移籍金を支払う余裕はないようだ。

そんな中『as』はムバッペの関係者からの情報として、新たな可能性が浮上していると報道。財政的に豊かなカタール資本のPSGと短期的な契約を結び、その中にレアル・マドリーへの移籍条項を盛り込むことで、財政が回復するのを数年間待つかもしれないという。これはPSGがパンデミックの初期から検討していたアイデアのようだ。

だが、この条項によって移籍金がさらに高額になるとも。同メディアは「レアル・マドリーがこの夏契約する経済的な体力を持っていない場合、この短期契約は希望の兆しとなるだろう」としつつも、移籍条項の金額は「超高額になる」と分析。PSGがモナコからムバッペを獲得した際の移籍金が1億5000万ユーロ(約190億円)だったことを指摘しつつ、2017年にPSGがネイマール獲得のために支払った史上最高額の移籍金2億2000万ユーロ(約279億円)を超える可能性があるようだ。

なお給料に関しても、PSGで現在受け取る年俸2100万ユーロ以上は支払えないという。そのため、肖像権の多くを譲ることでその差を埋める考えのようだ。

これまで何度も伝えられてきたムバッペのレアル・マドリー移籍報道。新たな可能性が伝えられた中、世紀のビッグディールが実現することはあるのだろうか。