バルセロナの新監督候補最有力と目されるロナルド・クーマンが、バルセロナの監督就任に前向きな姿勢を見せている。

19−20シーズンの不振を受け、バルセロナはキケ・セティエンを解任。後任はまだ正式決定に至っていないが、クラブOBでもあるオランダ代表指揮官クーマンが有力と見られている。

だがクーマン本人はオランダ代表指揮官のポストを退いてでもバルセロナを率いたい意向にあるようだ。『FOX Sports』のインタビューで次のように語った。

「いろんな話が急展開を迎えていて、私にとっても大きな驚きとなっている。実は、私が今(オランダ代表と)結んでいる契約の中で、バルセロナからの新監督オファーはリリース条項が成立する唯一の条件なんだよ」

「これはまだ確定事項ではない。それに、もしオランダ代表を途中退任となればKNVB(オランダサッカー連盟)に対して失礼なことかもしれないがね。でもこれは予期せぬ事態ではなかった。私は協会とその条項を結んでいたわけだから」

また、クーマンは現状に次のような見解を示した。オランダ『NOS』がその言葉を伝えている。

「これは今の所決定となったわけではない。正式にサインを交わし、完全な合意に至るまでは何も確実なことはない。ただ、私にとってそれが実現したら、夢を叶えたことになる」

現役時代は故ヨハン・クライフ指揮下バルセロナで過ごし、バルセロナで指導することが夢だと公言していたクーマン。クラブの伝統を知る指導者の一人ではあるが、バレンシアやエヴァートンなどでは一部の選手と衝突し、教え子を冷遇した過去を持つことから、バルセロナ指揮官としての資質に疑念の声も浮上している。

果たして、バルセロナは新監督にクーマンを招くことになるのだろうか。