現地時間7日、イタリア・セリエAは第21節が行われ、ミランがホームのサン・シーロにクロトーネを迎えた。

首位インテルを勝ち点1差で追いかける2位ミラン。すぐ後ろには前日にローマを下した9連覇中の王者ユヴェントスが迫ってきており、今季わずか3勝の最下位相手に勝ち点を取りこぼすわけにはいかない。

立ち上がり6分、ペナルティーエリア手前右でボールを受けたイブラヒモヴィッチがエリア内にパスを送ると、ゴールに背を向けて受けたレオンがヒールパス。これをゴール前のカラブリアがゴール左へと流し込み先制したかに思われたが、これはイブラヒモヴィッチが受けた時点でのオフサイドによりノーゴールとなった。

クロトーネもすぐさま反撃。9分には右クロスをディ・カルミネが頭で合わせる。しかし、フリーでのヘディングはゴール左へとわずかに外れた。

その後もボール保持ではミランに敵わないクロトーネだが、時折見せる鋭いカウンターでミランゴールを脅かす。ミランは立ち上がりの決定機以降は思うようにシュートチャンスを量産できずにいたが、30分にようやく均衡を破る。エリア内左でボールを受けたイブラヒモヴィッチが、レオンとのワンツーでクロトーネ守備陣を突破。そのままゴール右へと流し込み、ミランが先制に成功した。

イブラヒモヴィッチのクラブキャリア通算500ゴール目でミランが1点をリードして迎えた後半、ミランはサレマーカーズに代えてカスティジェホを投入。追加点を早めに奪いたいところだが、後半はなかなかイブラヒモヴィッチにボールが収まらず、シュートまで行けない時間が続く。

それでも61分、イブラヒモヴィッチからの落としを受けたレオンがエリア内左のレビッチに預け、ゴール前でリターンを受けてダイレクトで狙う。しかし、この決定機はGKコルダースがかろうじて触り、ゴール右へと外れる。

直後にレオンに代えてチャルハノールを投入したミランは64分、レビッチとの連携で左サイドを突破したテオ・エルナンデスの折り返しを、ファーポストでフリーとなっていたイブラヒモヴィッチが難なく押し込み、ミランが待望の追加点を挙げる。

69分にはチャルハノールの左CKをレビッチが頭で合わせて3-0とリードを広げると、そのわずか1分後、イブラヒモヴィッチのミドルシュートをGKコルダースがはじき、こぼれ球をチャルハノールが折り返してレビッチがボレーで押し込み4-0。ミランがあっという間に突き放した。

完全に試合を決定付けたミランは77分、イブラヒモヴィッチとレビッチを下げてマンジュキッチとハウゲを投入。攻撃の手を緩めないミランは86分にも左CKからマンジュキッチが合わせて決定機を得るが、ここはGKコルダースのファインセーブとDFの必死のクリアで切り抜ける。

一矢報いたいクロトーネだが、最後までミランからゴールを奪うことは叶わず。ミランがイブラヒモヴィッチとレビッチが2ゴールずつ決める活躍で4ゴールを挙げて快勝した。

■試合結果
ミラン 4-0 クロトーネ

■得点者
ミラン:イブラヒモヴィッチ(30分、64分)、レビッチ(69分、70分)
クロトーネ:なし