11日のラ・リーガ第30節、アトレティコ・マドリーは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦に臨む。この試合の前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、ラ・リーガ首位陥落の可能性が高まる状況ながら、可能な限り抵抗していく意思を示している。

ここ最近の失速によって、一時は勝ち点10差をつけていたレアル・マドリーとバルセロナの急接近を許したアトレティコ。クラシコに勝利したレアル・マドリーには同勝ち点で並ばれて暫定で首位を明け渡し、バルセロナとは勝ち点1差という状況だ。

そうした逆境の中、10日のアトレティコの練習場にはサポーターによって一つの横断幕が掲げられていた。そこに記されていたのは「あらゆる物、あらゆる者に立ち向かえ。進むんだチャンピオン」というアトレティコの反逆の精神を体現するような言葉。会見でそのことについて問われたシメオネ監督は、次のように返している。

「あなたは私たちが違う形でプレーしているとでも? 私たちはいつだってあらゆる者、あらゆる者と闘っている。私たちのサポーターに言えることは、彼らが私たちを理解しているということだ。彼らは私たちについて分かっている」

またラ・リーガ優勝争いについては、残り5節まで優勝の可能性を維持することの重要性を説いた。

「タイトルを争いながら、最後の5節までたどり着くことが重要だ。ここ10シーズン、レアル・マドリーとバルセロナはリーグタイトルを独占してきた。私たちが優勝したシーズン以外はね。ルイス(・アラゴネス)は最後の10節が本番だと言っていた。私は5節だと言わせてもらうよ」

アトレティコはFWルイス・スアレスが負傷して3週間の離脱。チームを支えてきた点取り屋を失うことになった。

「1シーズンに25〜30ゴールを決める選手と、5ゴールを決める選手が存在する。今はレマル、カラスコ、ジョアン(・フェリックス)、サウール、コレアらがゴールを決める番だ。スアレスの不在は、チームとしての強さで補わなければならない」