インテルに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンについて、元ラツィオFWで現在は解説者を務めるパオロ・ディ・カーニオ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』の番組内で見解を示した。

エリクセンは1月の移籍市場において6年半にわたって所属したトッテナムを退団。移籍金2000万ユーロ(約24億円)でインテルに加入した。しかしリーグ戦の先発がわずか1試合にとどまるなど、期待された活躍が示せていない。ディ・カーニオ氏は、指揮官のアントニオ・コンテが採用する3-5-2のシステムにおいて、エリクセンは機能できないとの持論を展開した。

「エリクセンをチームに融合させるのは、コンテにとってかなり難しいだろう。彼は別のタイプの選手を欲しがっていたからね。私が知る限り、(アルトゥーロ)ビダルのような選手を好んでいたはずだ。チリ人選手は気迫があり、ゴールエリアにも顔を出せるボックス・トゥ・ボックス型の典型で、コンテの戦術において完璧だったはず」

「しかし最終的にやって来たのは、まったく別のタイプの選手だった。力が劣るということを意味するわけではない。ただコンテが、攻撃面においてよりサポートができる選手を好む傾向にあるのは明らかだ。問題は、誰が彼を獲りに動いたのかということ。エリクセンはコンテの下で機能しない。しかし私が間違っていることを願うよ」

新型コロナウイルスの影響により中断されているセリエAの再開後、エリクセンは、ディ・カーニオ氏の意見を覆すほどの活躍を見せることができるのか、注目されるところだ。