6日に行われたコパ・デル・レイ準々決勝、レアル・マドリーは本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・ソシエダ戦を3-4で落とした。

今季から準々決勝までは一発勝負で行われることになったコパ。レアル・マドリーが同ラウンドでベルナベウに迎えたのは、レンタルで貸し出しているウーデゴールを中心としてリーガで勢いを見せている強敵レアル・ソシエダだ。

風邪のカセミロ&ルーカス・バスケス、ダービーで足を痛めたカルバハルを欠き、さらに負傷明けのアザール、負傷がとっくに完治しているはずのベイルを招集外としたジダン監督はGKアレオラ、DFナチョ、ミリトン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFバルベルデ、ハメス、クロース、FWブライム、ベンゼマ、ヴィニシウスをスタメンとしている。

レギュラーではない選手たちもピッチに立たせたレアル・マドリーだが、やはり相手は一筋縄ではいかない。オヤルサバル、ミケル・メリノ、ウーデゴール、ヤヌザイ、イサクなどネームのある選手たちが前線に揃い、なおかつ彼らを戦術にしっかり組み込んだフットボールを展開するレアル・ソシエダはベルナベウでも十分に威力を発揮。ボールを保持したのはレアル・マドリーだったが、レアル・ソシエダも4-1-4-1の手堅い守備から攻撃に出れば、アレオラに近づいた。

そして22分、レアル・ソシエダが先制点を獲得。イサクの強烈なミドルをアレオラが正面に弾き、ペナルティーアークのウーデゴールが左足ダイレクトでボールを押し込んだ。失点したレアル・マドリーはその後、ミドルシュートを中心として同点弾を狙うが、ハメス、バルベルデが叩いたボールはGKレミーロに弾かれ、スコアレスで試合を折り返している。

ジダン監督はハーフタイムに交代カードを切り、ハメスを下げてモドリッチを投入。完全には機能していなかった攻撃へのテコ入れを行なった。しかしながら後半開始から10分も経たない内に、立て続けにネットを揺らしたのはレアル・ソシエダのイサクだった。スウェーデン代表FWはまず53分、後半から出場したバレネチェア の折り返しからアクロバッティックな左足のシュートを突き刺すと、55分に再びペナルティーエリア内でパスを受けてアレオラを破った。

リードを3点とされたレアル・マドリーは59分、ペナルティーエリア内左でバルベルデからボールを受けたマルセロが左足を振り抜き、1点を返すことに成功。その後も攻勢を仕掛けていく。その一方でレアル・ソシエダのアルグアシル監督は54分にウーデゴールを下げて守備的MFのゲバラを投入。ウーデゴールはベルナベウの観客から大喝采を受けた。

このままの勢いで同点まで追いつきたいレアル・マドリーだったが68分、イサクのグラウンダーのクロスからミケル・メリノが右足のシュートを沈めて、レアル・ソシエダが4点目を獲得。盛り上がり始めた観客の意欲を削いだ。この日、大活躍のイサクは75分にアイヘンとの交代でベンチに退いたが、レアル・マドリーのサポーターから喝采を浴びている。

ジダン監督は75分、バルベルデ、ブライムとの交代でロドリゴ、ヨヴィッチを投入して交代カードを使い切る。すると81分に左サイドを突破したヴィニシウスの折り返しからロドリゴが1点を返し、後半アディショナルタイムにはベンゼマのクロスをナチョが押し込んで点差は1点となるが、懸命の守備を見せるレアル・ソシエダ相手にそれ以上は得点を決められず、3-4で試合終了のホイッスルを迎えた。公式戦で22試合ぶりに敗戦したレアル・マドリーは三冠の可能性が潰え、残るタイトルはリーガとチャンピオンズとなっている。

◆試合結果

レアル・マドリー 3-4 レアル・ソシエダ

◆得点者

マドリー:マルセロ(59分)、ロドリゴ(81分)、ナチョ(93分)

ソシエダ:ウーデゴール(22分)、イサク(53分、55分)、ミケル・メリノ(69分)