14日のチャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグ、リヴァプール対レアル・マドリーはスコアレスドローで終了。合計スコア3-1でレアル・マドリーが準決勝進出を果たした。

アルフレド・ディ・ステファノでのファーストレグは、磐石のパフォーマンスを見せたレアル・マドリーが3-1で先勝。そしてアンフィールドを舞台としたセカンドレグは、少なくとも2点を決めなければならないリヴァプールが勢いを見せ、レアル・マドリーが耐える時間が続いた。

リヴァプールはファーストレグとは打って変わってハイプレッシングで強度を発揮。高い位置でボールを奪って、サラー、マネ、ミルナーがすぐさまフィニッシュまで持ち込んでいった。だが、迎える決定機は精度を欠くか、精度を欠かないとしてもGKクルトワのセーブに遭い、ゴールだけを決められない状況が続いた。

一方、ルーカス・バスケスが負傷離脱した右サイドバックにバルベルデを起用したレアル・マドリーは、ノックアウトラウンドの決着をつけるべく攻撃に出ていくというより、2点のリードを守り切るしかないというプレーぶり。それでも20分には中盤でボールを奪取したベンゼマがそのままシュートまで持っていったが、これはポストに阻まれている。

試合はリヴァプールが終始優勢で、しかしスコアレスのまま折り返しを迎える。後半もリヴァプールがマネらを起点に勢いある攻撃を見せ、だがやはりクルトワの牙城を破れない状況が続いた。クロップ監督は60分、ミルナーとカバクをチアゴとジョッタに代え、さらに攻勢を強める。

対して、集中した守備でリヴァプールの勢いを削ごうと試みるマドリーの攻撃手段は、左ウィングのヴィニシウスの個人突破がメインに。66分、ブラジル人FWの鋭いドリブルはペナルティーエリアまで届いたが、フィニッシュはGKアリソンの飛び出しに阻まれている。

ジダン監督は72分に交代カードを切り、クロース、ヴィニシウスを下げてオドリオソラ、ロドリゴを投入。オドリオソラが右サイドバックとなってそこに位置していたバルベルデが一列上がり、ロドリゴはヴィニシウス同様に左ウィングを務めた。

バルベルデの存在によって中盤からのプレッシングを強化したレアル・マドリーは81分、セットプレーの流れからミリトンのクロスを放ち、ベンゼマが頭で合わせたものの、地面に叩きつけ過ぎたボールはクロスバーを越える。82分、クロップ監督はマネとフィルミーノをチェバンレンとシャキリに代え、ジダン監督はアセンシオをイスコに代えた。

終盤もリヴァプールがボールを保持して攻め込み続ける状況は変わらなかったが、マドリーが一失点も許さないまま試合終了のホイッスルが吹かれた。セルヒオ・ラモス、ヴァラン、カルバハル、L・バスケスなどいまだ離脱者が絶えない満身創痍のマドリーが、試合を“塩漬け”にして準決勝進出を決めた格好だ。