■C大阪 1-3 セビージャ

C大阪:福満(80分)
セビージャ:ベン・イェデル(42、55分)、ムリエル(90+1分)

「StubHubワールドマッチ2017」が17日にヤンマースタジアム長居で行われ、セレッソ大阪とセビージャFC(スペイン)が対戦した。試合はセビージャが3-1でC大阪を下した。

明治安田生命J1リーグで首位に立つC大阪。短い中断期間の中ではあるものの、22日に控える浦和レッズ戦に向けて勢いをつけたいところだ。一方、2016-17シーズンのラ・リーガで4位だったセビージャは、この試合がプレシーズンの最初の試合となった。新シーズンからエドゥアルド・ベリッソ監督が就任し、8月4日のチャンピオンズリーグ・プレーオフに向けて調整を続けている。

セレッソ大阪の先発メンバーはGKキム・ジンヒョン、DF松田陸、マテイ・ヨニッチ、山下達也、丸橋祐介、MF山口蛍、木本恭生、水沼宏太、山村和也、柿谷曜一朗、FW杉本健勇の11名。セビージャはGKセルヒオ・リコ、DFガブリエル・メルカド、ニコラス・パレハ、ダニエル・カリーソ、セルヒオ・エスクデロ、MFスティーヴン・エンゾンジ、ミカエル・クローン・デリ、フランコ・バスケス、FWワルテル・モントーヤ、パブロ・サラビア、ウィサム・ベン・イェデルがスタメンに名を連ねた。

開始4分、C大阪が最初のチャンスを作る。左サイドでボールを受けた柿谷が緩急をつけて縦に突破すると、左足でクロスを入れる。ファーサイドの水沼が頭で合わせたが、ここはGKセルヒオ・リコがなんとか反応した。

一方、セビージャも華麗なパスワークで会場を沸かせる。7分、左サイドのセルヒオ・エスクデロがバスケス、モントーヤとのパス交換からカットイン。最後はモントーヤがフリーでシュートを放ったが、ここはGKキム・ジンヒョンの正面だった。

圧倒的にボールを持たれるC大阪は、17分に高い位置でボールを奪うと杉本がターンから左足シュートを狙ったが、ボールは枠の左へ外れてしまった。

猛攻を仕掛けるセビージャ。36分、38分と決定機を作ったが、いずれもGKキム・ジンヒョンのセーブに阻まれる。さらに40分、左サイドでパスを受けたベン・イェデルがエリア横からクロスを入れると、フリーのバスケスがヘディングシュートを狙った。ボールは枠を捉えたが、またしてもGKキム・ジンヒョンがビッグセーブで凌いだ。

しかし、直後の42分、中盤でボールを持ったクローン・デリがドリブルで持ち上がる。隙を突いて強烈なミドルシュートを狙うと、GKキム・ジンヒョンがキャッチしきれずにファンブル。こぼれ球をベン・イェデルが押し込んで先制に成功した。このままセビージャが1点をリードしてハーフタイムを迎えた。

両チームともに後半開始から交代カードを使う。C大阪は木本に代えて福満隆貴を投入。セビージャはガンソ、クレマン・ラングレ、ホアキン・コレア、セバスティアン・コルシアが入った。C大阪は山村が最終ラインに入り、5バックでセビージャの攻撃に対応する。

すると代わって入ったガンソが立て続けにチャンスを作る。55分、ガンソのスルーパスからコレアが抜け出すと、ペナルティエリア内で飛び出したGKキム・ジンヒョンと接触。キム・ジンヒョンはボールに触ったようにも思われたが、主審はセビージャにPKを与えた。これをキッカーのベン・イェデルが落ち着いて決め、セビージャがリードを広げた。

セビージャは61分にギド・ピサーロ、ルイス・ムリエル、エベル・バネガを投入。一方、C大阪は63分に田中裕介、澤上竜二、関口訓充、藤本康太がピッチに入った。

すると80分、C大阪が反撃に出る。ロングボールから途中出場のリカルド・サントスが右の関口へつなぐ。関口がペナルティエリア内にスルーパスを送ると、リカルド・サントスがGKを引きつけて中央へ折り返す。最後は福満が体ごと飛び込んで1点を返した。しかし、後半アディショナルタイム1分にセビージャがワンプレーから追加点を入れる。GKセルヒオ・リコが前線にロングフィードを入れると、山下がGKキム・ジンヒョンに任せようと一瞬の隙きを見せた。これを狙っていたムリエルがワンタッチでゴールに流し込み、セビージャが再び2点差に広げた。試合はこのまま3-1で終了。セビージャがプレシーズン初戦を制した。