4日のラ・リーガ第5節、レアル・マドリーは敵地シウター・デ・バレンシアでのレバンテ戦に2-0で勝利した。

得点力不足が相変わらず騒がれながらも、ここまでのラ・リーガの成績が2勝1分けとまずまずの出だしを見せているマドリー。ジダン監督はこの試合でオドリオソラ&カルバハルが負傷離脱した右サイドバックのポジションにナチョを起用し、4-3-1-2、4-2-3-1も使用するなどさらに変幻自在となったシステムにはクラシカルな4-3-3を採用している。スタメンはGKクルトワ、DFナチョ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ、MFバルベルデ、カセミロ、モドリッチ、FWアセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス 。

前半、マドリーは圧倒的とまでは言えないものの、良質なパフォーマンスを披露。守ってはレバンテの攻撃を規律の取れたプレスで制止し、攻めては22歳バルベルデの若さあふれる推進力と、モドリッチの円熟味と永遠の若さが同居した巧みなゲームメイクによってレバンテゴールに迫っていった。先制点を決めたのは、16分のこと。モドリッチの右CKがファーに流れると、そこに一人位置していたヴィニシウス が、空いているコースに狙いを定めて右足のシュートでネットを揺らした。

後半もマドリーの勢いは衰えない。が、追加点も奪えない。47分にはベンゼマ、バルベルデ、モドリッチが流麗なコンビネーションを見せ、モドリッチがペナルティーエリア内で倒されたものの笛は吹かれず。また51分には、モドリッチの高い位置でのボール奪取からベンゼマがミドルシュートを放ったが、これは右ポストに直撃している。さらに先制点では止まっているボールから冷静なシュートを決めたヴィニシウスも2回ほど決定機を迎えたものの、やはり動いているボールを枠内に収めるのは苦手だった。

マドリーはその後、失速。メレーロ・とデ・フルトスを投入したレバンテが勢い付き、クルトワにいつものファインセーブを強要している。これを受けたジダン監督は交代選手を用意するが、投入する直前に疑惑の判定が……。モドリッチのフリーキックからS・ラモスがヘディングシュートを決めたが、極めて疑わしいオフサイドによってゴールは取り消しに。VARとの審議中にジダン監督はアセンシオ、ヴィニシウス に代えてロドリゴ、ルーカス・バスケスをピッチに立たせ、その後に結局オフサイドという判断が下されている。

1点差のまま迎えた終盤は攻守が激しく入れ替わる展開に。ジダン監督は89分にモドリッチ、バルベルデをウーデゴール、イスコに代えて交代枠を使い切った。すると95分、マドリーは速攻からベンゼマが相手陣地を駆け抜け、そのままペナルティーエリア内に侵入して追加点を獲得。食い下がるレバンテに、ようやく引導を渡している。得点力不足を相変わらずちらつかせながらも3連勝と勢いに乗るマドリーは、勝ち点を10に伸ばしている。

■試合結果
レバンテ 0-2 レアル・マドリー

■得点者
レアル・マドリー:ヴィニシウス (16分)、ベンゼマ(90+5分)