30日のラ・リーガ第4節、レアル・マドリーはホームのアルフレド・ディ・ステファノにバジャドリーを迎えて1-0の勝利を飾った。

マドリーにとっては昨季ラ・リーガ優勝を決めたBチームの本拠地ディ・ステファノでの今季初試合。この一戦ではここまで負傷離脱中だったアザールが復帰予定だったが、試合直前に今度は右足を痛めたために復帰は見送りとなった。ジダン監督はGKクルトワ、DFオドリオソラ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ(負傷から復帰)、MFバルベルデ、カセミロ、モドリッチ、イスコ、FWベンゼマ、ヨヴィッチをスタメンとして、イスコをトップ下とする4ー3ー1ー2のシステムを採用している。

前半、マドリーはボールを保持してバジャドリー陣地に攻め込み、明確なチャンスを迎えていく。しかし、スコアを動かすまでには至らない。まず10分、ヨヴィッチ、イスコとの連係からマルセロがペナルティーエリア内に侵入。ブラジル人DFのシュートはハビ・サンチェスに弾かれ、さらにこぼれ球をバルベルデが叩いたが枠の左に外れた。その6分後には、速攻から右サイドを突破したバルベルデのグラウンダーのクロスにヨヴィッチが滑り込みながら合わせたが、ボールはクロスバーの上へと飛んでいる。

マドリーはその後もヨヴィッチを中心にチャンスを得るが、やはり決定力を欠いてしまう。次第に攻勢は衰え、バジャドリーの攻撃も許しながら前半終了を迎えた。

後半、マドリーは47分にCKからヨヴィッチがヘディングシュートを放ったが、これはGKロベルトの好セーブに遭い、さらにカセミロがこぼれ球を押し込もうとするも惜しくもポストに当たった。迎えた54分には速攻からヴァイスマンのペナルティーエリア内への侵入を許したが、放たれたシュートはGKクルトワが超反応を見せて片手で弾いている。

停滞する状況を受けたジダン監督は、57分に三枚代えを敢行。オドリオソラ、イスコ、ヨヴィッチを下げてカルバハル、ヴィニシウス、そして負傷明けのアセンシオをピッチに立たせ、システムをいつもの4-3-3に変えている。

4-3-3として中央からサイド中心の攻撃へと切り替えたマドリーは、65分にようやく先制に成功する。ペナルティーエリア手前、ヴィニシウスがブルーノに取られたボールを取り返したのをきっかけとして、バルベルデがドリブルでエリア内に侵入。バルベルデのパスからベンゼマがシュートを放とうとするもブロックされ、こぼれたボールがブルーノの足に当たってからヴィニシウスの足元に流れて、ブラジル人FWがそのままネットを揺らした。

スコアを動かしたマドリーは、前に出るしかなくなったバジャドリーの攻撃をクルトワの好セーブなどで防ぎつつ、速攻を中心にベンゼマ、ヴィニシウスらが追加点のチャンスを迎えたが決め切れず。ジダン監督は87分にベンゼマを下げてマジョラルを入れたが、結局1点リードを維持する形で勝利をつかんでいる。マドリーはベティス戦に続く勝利で、ここまでの3試合の成績を2勝1分けとして勝ち点を7に伸ばしている。

■試合結果
レアル・マドリー 1-0 バジャドリー

■得点者
レアル・マドリー:ヴィニシウス(65分)