ジェノヴァ近郊に拠点を置くプロモツィオーネ(イタリア6部)のレジーノが元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノの加入を熱望している。イタリア複数メディアが25日、伝えている。

カッサーノは昨夏、当時所属していたサンプドリアの幹部との確執からチームの構想外となった。その後1月に双方の合意の下、契約を解除し、カッサーノはフリーとなって所属先を模索していた。だが冬の移籍市場では本人の希望を満たすクラブが現れず、10日にようやくセリエA昇格組のヴェローナに新天地を定めた。

ところがカッサーノは家族と離れて暮らす生活に耐えられず、ヴェローナ退団を宣言したものの、クラブや家族から説得される形で思いとどまった。しかしながら、最終的にヴェローナに在籍し続けることは難しいと判断し、妻であるカロリーナ・マルチャリスさんの公式ツイッターアカウントにおいて、ヴェローナ退団および現役引退の意思を改めて表明していた。

しかしファンタントニオことカッサーノの現役続行を求める声も挙がっている。ジェノヴァから50キロほどの距離にあるレジーノが獲得に興味を示している。レジーノはジェノヴァと同じリグーリア州サヴォイアに位置するクラブで、ローマのFWステファン・エル・シャーラウィがユース時代に所属したことで知られている。クラブのマウリツィオ・スカラムッツァ氏とファビオ・トビア監督はカッサーノに理解を見せた。

「家から離れてホームシックになる気持ちは理解できる。ぜひサヴォイアでプレーして欲しい。ピッチは高速道路の出口の近くだし、ジェノヴァから近い」

ただ6部のクラブであるため、金銭的な余裕はないものの、カッサーノが加入を決断した場合、おもてなしで迎えることを告げた。

「予算が限られており、カンピオーネに相応しい金額を提示することはできない。だけどカッサーノにはおもてなしで歓迎することを約束する」