エヴァートン対マンチェスター・ユナイテッドで、再びビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)への疑問が浮き彫りになる場面があった。

7日に行われたプレミアリーグ第8節でエヴァートンとマンチェスター・Uが対戦。エヴァートンのベルナルジが先制点をマークしたものの、前半のうちにブルーノ・フェルナンデスの2ゴールで逆転し、終了間際にはエディンソン・カバーニの移籍後初ゴールが生まれたマンチェスター・Uが3-1で逆転勝利を収めた。

しかし、この一戦で昨シーズンから導入され、度々議論が巻き起こるVARがまたしても疑惑の判定を下した。2-1とマンチェスター・Uのリードで迎えた60分過ぎ、FKからのクロスボールをエヴァートンGKジョーダン・ピックフォードが中途半端に弾き、ハリー・マグワイアがゴールに押し込もうとする。その直後、難しい体勢からクリアに行ったエヴァートン守護神だが、振り上げた脚はボールに触れず、代わりにマンチェスター・UDFに豪快な飛び蹴りをかます形となった。

先日のリヴァプール戦でヴィルヒル・ファン・ダイクの重傷の原因となるタックルを見舞ったピックフォードの脚は完全にマグワイアを捉えており、イングランド代表DFはピッチに倒れて悶絶。マンチェスター・UにPKを与えられてもおかしくはない場面だったが、主審はゴールキックを指示する。さらに、VARもレフェリーの判定を覆すことなく、そのまま試合は続行された。

すると、その直後、今度はマンチェスター・Uのペナルティエリア内でマグワイアが際どいプレーを敢行。裏に抜け出したボールに反応したリュカ・ディーニュに対して、イングランド代表DFはスライディングで止めに掛かると、辛うじてボールはつま先をかすめたが、スパイクの裏がエヴァートンDFの足首を捉え、同選手はかなり痛がる様子を見せながらピッチに倒れ込んだ。

このプレーに関してもエヴァートンにPKを与えられる可能性はあったが、レフェリーは先のプレーと同様にファールを取らず。VARも何かしらの動きに出ることはなく、ノーファウルのまま試合は続けられた。