長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトは13日、アディ・ヒュッター監督が今シーズンいっぱいでクラブとの契約を解消することを発表。来季からボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)を率いることを発表した。

現地メディアは12日、オーストリア人指揮官がボルシアMG入りに合意したことを報道。ボルシア・ドルトムントの次期監督に内定のマルコ・ローゼ監督の後釜を探すクラブが、フランクフルトに750万ユーロ(約9億8000万円)とリーグ史上最高額の違約金を支払うとも伝えられていた。そしてその翌日、両クラブともヒュッター監督の来季からのボルシアMG入りを正式に発表した。

2018年にスイスのヤングボーイズから加わったヒュッター監督は、クラブの公式ウェブサイトで「新シーズンに新たな章を開始する決断は決して簡単なものではなかった」と説明。「ここでチームとともにシーズンの終わりには素晴らしい結果で締めくくりたい。信じられないほど成功に満ちたインテンシブな3年間を過ごした。自分にとって今現在、アイントラハトの成功がすべてだ。アドバンテージを維持し、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したい。その目標をほかの何より優先する」とのコメントを残した。

強化担当のフレディ・ボビッチ執行役員は「アディ・ヒュッターはフランクフルトに並外れた功績を残し、今シーズンをチャンピオンズリーグ出場権の獲得で飾ることが可能だ」と言及。「我々はシーズン終了までの5週間はその目標に集中する」とも続けている。

一方で、ボルシアMGは声明でヒュッター監督と3年契約を締結することを発表。マックス・エーバルSD(スポーツディレクター)は同監督との合意に喜びを示した上で「彼は我々のチーム、そして我々のクラブにとって、今夏以降に臨む挑戦や目標にあたってベストの監督だ」と語った。

フランクフルトはブンデスリーガ28試合消化時点で勝ち点53を稼ぎ、残り6試合となった中で5位ドルトムントに勝ち点7差をつけている。来季のチャンピオンズリーグ出場権確保が間近に迫る中で、衝撃的な発表となった。

なお17日のブンデスリーガ第29節では4位フランクフルトはアウェーで8位ボルシアMGと対戦する。