指揮官ステファノ・ピオリの続投が決定したミランは、来シーズンに向けてFWズラタン・イブラヒモヴィッチやGKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約更新を検討しているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が27日、報じている。

ミランはここ数カ月にわたり、監督兼ディレクターとしてラルフ・ラングニックを招へいすることを検討。このためシーズン終了後のピオリの退任は決定的と見られていた。しかし、1月の移籍市場で元ミランのスター、イブラヒモヴィッチが加入したことも後押しとなり、6月のセリエA再開後のチームは7勝3分と無敗で躍進。クラブはピオリの続投へと舵を切り、指揮官との契約延長を発表した。

そんななかで注目されているのが、仮想ラングニック体制において退団が想定されていた38歳イブラヒモヴィッチの去就。イタリアメディアの報道によれば、ミランは現在、今シーズン限りで契約切れとなる元スウェーデン代表FWおよび守護神ドンナルンマとの契約延長を最優先事項に掲げて取り組んでいるようだ。

ミラン幹部らは27日、契約更新の交渉に向けてイブラヒモヴィッチおよびドンナルンマの関係者と電話上で接触したという。2人の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は今後、クラブの正式オファーを待って契約期間や金銭面などの条件を精査し、イブラヒモヴィッチらがミランに残留するかどうかを検討していくとみられる。

ライオラ氏は、今シーズン限りでミランとの契約を満了する元イタリア代表MFジャコモ・ボナヴェントゥーラも担当。しかし、今回のクラブ幹部らとの接触において30歳MFの去就については取り上げられず、このまま6年間所属したチームを退団する見込みと伝えられている。

■ミランの今夏の補強は?

一方、今夏の補強に関しては、ロコモティフ・モスクワに所属する24歳のロシア代表MFアレクセイ・ミランチュクの獲得を検討しているとのこと。すでに交渉は開始しており、MFディエゴ・ラクサールとのトレードが話し合われたようだ。また、ミラン首脳陣は金銭的負担を削減するためにPSVへレンタル中のDFリカルド・ロドリゲスも取引に含めることを併せて検討しているという。このほか今夏の退団が確実視されているのが34歳の元アルゼンチン代表MFルーカス・ビリア。契約切れとなるビリアには、ベティスがフリーでの獲得に関心を示しているとされる。