イギリス『スカイスポーツ』は、今夏の移籍市場におけるプレミアリーグ各クラブの収支を報じた。

新型コロナウイルスの影響下にあった今夏の移籍市場。通常よりも約2カ月間後ろ倒しとなったマーケットで、プレミアリーグのクラブは延べ12億4000万ポンド(約1690億円)の移籍金を支払った模様。しかし、クラブ経営状況の影響からか、昨夏と比較して1億6000万ポンド(約220億円)減少している。一方で、選手売却で得られた資金は3億6500万ポンド(約500億円)程度に上るようだ。

この2カ月余りで107件の完全移籍が成立。1000万ポンド(約13億6000万円)を超える移籍金は44件、移籍金100万ポンド(1億3600万円)台は21件、23選手はフリートランスファーで加入し、19件の移籍に関しては金額が公表されていない。

そんな今夏の移籍市場で、最も資金を費やしたのはチェルシー。7580万ポンド(約103億円)のカイ・ハヴェルツに加え、ベン・チルウェル、ティモ・ヴェルナーなどの獲得に2億2600万ポンド(約310億円)を支払った。なお、この額はバーンリー、ブライトン&ホーヴ・アルビオン、ウェスト・ハム、クリスタル・パレス、フラム、ウェスト・ブロムウィッチ、サウサンプトン、ニューカッスル・ユナイテッド、レスター・シティの合計額をも上回っている。

それに次ぐのが、ルベン・ディアスやナタン・アケらを獲得したマンチェスター・シティで1億4700万ポンド(約200億円)。その他のビッグ6勢は、プレミアリーグ王者のリヴァプールが8170万ポンド(約110億円)、アーセナルが8150万ポンド(約110億円)、トッテナムが6200万ポンド(約84億円)、最終日に積極補強を行ったマンチェスター・ユナイテッドが5440万ポンド(約74億円)となっている。

また、選手売却により最も資金を得たのがウォルヴァーハンプトン。4500万ポンド(約61億円)でリヴァプールに売却したディオゴ・ジョタなど、7600万ポンド(約103億円)を記録した。その他、マンチェスター・Cが7050万ポンド(約96億円)、レスターが5170万ポンド(約70億円)、リヴァプールが3350万ポンド(約46億円)、ウェスト・ハムが2900万ポンド(約39億円)で続いた。

なお、国際移籍市場は閉幕したものの、イングランドでは10月5日から16日までプレミアリーグとイングランド・フットボールリーグ(EFL)間での移籍が認められている。

各クラブの今夏の支出は以下の通り。

チェルシー:2億2610万ポンド
マンチェスター・シティ:1億4700万ポンド
アストン・ヴィラ:8500万ポンド
リーズ・ユナイテッド:8450万ポンド
ウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズ:8360万ポンド
リヴァプール:8170万ポンド
アーセナル:8150万ポンド
エヴァートン:6500万ポンド
トッテナム:6200万ポンド
マンチェスター・ユナイテッド:5440万ポンド
シェフィールド・ユナイテッド:5300万ポンド
レスター・シティ:5150万ポンド
ニューカッスル・ユナイテッド:3500万ポンド
サウサンプトン:3490万ポンド
ウェスト・ブロムウィッチ:2730万ポンド
フラム:2300万ポンド
ウェスト・ハム:2000万ポンド
クリスタル・パレス:1600万ポンド
ブライトン&ホーヴ・アルビオン:1340万ポンド
バーンリー:0ポンド