パリ・サンジェルマン(PSG)は14日、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマを獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月までの5年間となっている。

16歳時の2015年にミランでセリエAデビューを果たすなど若くから高い評価を得てきたドンナルンマ。これまで6シーズンにわたって名門ミランの守護神を務めてきたイタリアが誇る才能は、22歳にして既に公式戦251試合に出場してきた。

しかし、2020-21シーズン限りで満了を迎えた契約の延長交渉は合意せず、7月から無所属の状態に。最終的に、かねてから移籍先候補として名前が挙がってきたPSGへの加入が決定した。一時はPSG入り後にレンタル移籍する可能性も伝えられていたが、そのまま2021-22シーズンをフランスの首都クラブで戦うことになる。

新天地の決まったドンナルンマは「このメガクラブの一員になれてとてもうれしい。この新たな挑戦を始め、ここで成長を続けるための準備が整ったと感じている。パリとともに、できる限りたくさんの勝利を掴み、サポーターに喜びを届けたい」と抱負を語った。

また、ナセル・アル=ケライフィ会長は「ジャンルイジ・ドンナルンマをパリ・サンジェルマンに迎え入れられることにとても満足している。彼のEURO2020の成功と大会最優秀選手賞の受賞を祝福する」と新守護神獲得への喜びをあらわにした。

ドンナルンマは2016年にデビューしたイタリア代表でこれまで33キャップを記録しており、今夏のEURO2020でもアッズーリの守護神としてプレー。決勝までの全7試合で先発して母国の53年ぶり2度目の欧州制覇に貢献し、さらに大会MVPも受賞した。

なお、PSGは今夏すでに、昨季限りでリヴァプールを退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、同じくレアル・マドリーを離れたセルヒオ・ラモスを共にフリートランスファーで獲得。さらに、インテルからモロッコ代表DFアクラフ・ハキミを推定最大7000万ユーロ(約91億5000万円)で引き入れるなど、大型補強に成功している。