アスレティック・ビルバオDFジェライ・アルバレスが、22日のリーガ・エスパニョーラ第18節、敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリー戦を前にスペイン『アス』とのインタビューに応じた。

アスレティックの24歳のセンターバックは、レアル・マドリーとの対戦が世界的に注目を浴びるものであるとして、モチベーションを高めている様子だ。

「ベルナベウで、マドリーと対戦するというのは、本当に素晴らしいショーケースだ。何百万人もの人たちが試合を見るわけだからね。こういった一戦では、各選手のクオリティーを詳細に見られることになる」

またレアル・マドリーで何より警戒すべき選手としては、FWカリム・ベンゼマの名を挙げている。

「ベンゼマだね。一番調子が良い」

「現在の彼は多くのゴール、アシストを記録している。これまではゴール製造機だったクリスティアーノの存在に覆い隠されていたけれどね。今はまるで開放されたみたいで、本来の彼がどういったタイプの選手かをまざまざと感じることができる」

その一方で、センターバックとしてDFセルヒオ・ラモスのプレーを参考にしているかと問われると、その相棒DFラファエル・ヴァランの方が好ましい選手であることを告白した。

「自分のポジションの選手について注目することはあまりない。それぞれが自分のスタイルというものを持っているわけだから。ラモスは世界最高の一人だけど、でも誰もがそうであるようにミスを犯す。誰だって完璧じゃないんだよ」

「(S・ラモスは)多くのミスを犯し、チームメートがそのミスをカバーしてくれている。あまり注目されていないことだけどね。彼はとても素晴らしい選手だが、僕は彼よりもヴァランの方が好きだな」

2度の精巣がんを乗り越えて、アスレティックのレギュラーとしてプレーし続けるジェライ。困難を克服する上での模範として扱われることもあるが、選手本人は自身がそうした存在ではないことを強調する。

「もちろん、がんと宣告されるのは人生で最も難しい瞬間となる。僕は21歳だったんだから! でも、それはもう過ぎ去ったことだ。あれは自分の全人生において忘れられない出来事となった。僕を支えてくれたすべての人々に感謝をし続けている」

「ただ、僕は模範でもなんでもない。何百万人と同じようなことを経験しただけなんだから。自分が有名人であっても、それが模範となるべき理由にはならないし、そうした役割を背負う気もないんだ。模範になるべき人は、困難を乗り越えようとして、そうできなくて、それでも決してあきらめない人のことを言うんだよ」