1946年創業の居酒屋

JR北海道宗谷本線の旭川駅から歩いて10分ほどにある『独酌 三四郎』。
地元客はもちろん出張族や観光客と人を惹きつける魅力のあるお店で、「孤独のグルメお正月スペシャル〜真冬の北海道・旭川出張編」の舞台にもなったお店です。
なんとも独特なネーミングの店名は、お酒の強かった初代主人が「姿三四郎が柔の六段なら俺は酒呑みの六段」と豪語して名付けたものだそう。

高い天井と太い梁が印象的な店内は、古材の柱が黒々と見えお酒と土地を愛する空気が満ちています。

料理は看板メニューの「新子焼き」を筆頭に北海道らしい魅力的な酒肴が数知れず!

「酢大豆」

席に着くと出てくる名物のお通しは、創業者である初代店主が考案したレシピを大事に受け継いできた逸品!

風味付けの大葉がほんのりと効いていて、料理が来る前から箸が止まらなくなります。

「ほや塩辛」

ホヤ独特の味を活かしながら低塩で仕上げた、磯の香りが楽しめる塩辛。

肉厚なホヤの食感と、旨味そのままでほど良い塩味がお酒をどんどん進めてくれます。

「〆秋刀魚」

皮付きのまま酢で〆ているため皮目の上質な脂がしっかり楽しむことができ、尚且つ旨味が濃縮されたもの。

酸味が強く感じられるが旨味もしっかりとあり、奥深い味わいが楽しめます。

「新子焼き」

骨付きの若鶏の半身を炭火で素焼きした旭川市民のソウルフード!

骨付きが一般的だが、こちらの新子焼きは食べやすいサイズに切り分けられての提供。

豪快な見た目に反して、若鶏ゆえのやわらかさがありとってもジューシー!

創業以来75年もの間継ぎ足し継ぎ足し使ってきたタレは、甘さ抑え目でしつこくない味わいです。

料理・お酒に接客とゆったりと独りでお酒を楽しむための要素が、この店には全て揃っています。

この店を目指して旭川に旅したいと思わせる魅力が詰まった名居酒屋です!

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独酌 三四郎

〒070-0032 北海道旭川市2条通5丁目左7

*この記事は2021年11月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:ニッポンごはん旅・編集長